Apr 2010 (2)



2010.4.30 (Fri) in NY  ★★★

師匠とおデートのため、いそいそとイーストヴィレッジへ@響屋。我が師匠はたくさんいる。ペンキ塗りの親方(おーい、シンナーに気をつけて壁ぬんな!と思わずつぶやいてしまう人は多分同世代)。 着付けのまさこ師匠。裏千家の手厳しい師匠さまたち。そして本日は料理師匠のヒロコさんだ。師匠ゆえ、細かいレシピの話など気軽にほいほい聞いてはいけぬのだ。 それは師匠たちが身を削り?魂を注ぎ込む場所だから。かわりに黒龍の吟醸飲みつつ、パンクやスカ話など。しっとり落ち着いた和の空間に、PILやら町田町蔵やらの単語をがつがつ縦ノリでを飛びかわせ…。 筍皮焼き、蛍イカと独活の酢味噌あえ、お刺身は生だこにしまあじ、ひらまさ(こちらはサービス)、鶏肉竹皮焼き、焼き鯖押し寿司、胡麻すくい豆腐。どれもこれも素晴らしい季節の味。
2010.4.29 (Thu) in NY  ★★

真向かいの通りの果物屋台へ。警察の介入やスーパーマーケットの嫌がらせも乗り越え、なんとか定着してくれた様子で、まっこと嬉しい。 もちろん冬やお天気の悪い日はさっさと消えうせてしまうが、それでも天気のいい日には果物(トロピカルフルーツもお得意)、アボカド。 時おり、「いかにも余り物もらってきた?」という感じのミックスサラダやにんにく、なんでも激安で買える。今日もバナナ4本、苺の大パック、熟れた美味しそうなトマト2個でしめて$3。 この人のいいインド人のお兄さんの稼ぎはいったい? 晩ご飯はバッファローウィングス4本、ゴートチーズと胡桃のサラダ、トマトまるかじり。
2010.4.28 (Wed) in NY  ★★

あまりの風邪の強さに、ベランダに出て紫蘇の間引きをしようと思ったのに挫折。寒いし、飛ばされそうだった。キンレンカさんも、しょぼしょぼ。 口角にぽっちんとできものが出来て腫れている。昔できた熱の花みたい。ださいし、痛い。調べてみると胃が荒れているとか、ビタミン不足だとからしい。 胃…もしかして、新物ホースラディッシュを毎日、蕎麦と納豆と一緒に食べ過ぎていて、なんだかこのところ胃が痛かったんだけど、あれかしらん。 山わさび口角炎説、急遽浮上? それでも食べたい山わさび。


◆昨日の晩ご飯はひよこ豆インドカレーのピンディ・チャナにローストクミンと炒めたラム、ズッキーニ、グリーンピース、玉ねぎなど加えて増量大作戦。ガーリックイエローライス。ミックスグリーンとゴートチーズのサラダ。
◆晩ご飯は帆立貝のバジルソースがけ(自家製ペストにオリーブオイル、レモン汁、みりん、Goyaのサルサヴェルデ、ねぎみじんでつくったソース。 ほんの少し叙々苑の辛味タレを足したらいい感じ)、芽キャベツとアボカド&タブーレ添え。
2010.4.27 (Tue) in NY  ★★

お茶の稽古、薄茶平点前に吉野棚のお客。帰りの地下鉄が事故で路線変更、乗り継いでようやく近所までやってきたと思ったら、火事の後処理で通りが閉鎖して、迂回。 疲れて家に辿り着いたら、地下鉄のアナウンスに気をとられて読みかけの文庫本をなくしていたことに気づいた。泣きっ面にぷーんと蜂。 グランドストリートの古いビルの取り壊し工事を、チャイニーズの人々が店から出てきてずっと眺めていた。長年見慣れていたビルがなくなる瞬間に立ち会っているのだ。 テロのことを少しだけ思い出した。見慣れすぎて景色の一部と化していたものが目の前で崩れていく、その衝撃と欠落感を。
2010.4.26 (Mon) in NY  ★★

今日も雨模様。どんよりした空の下、ベランダに出てみると紫蘇の種がちんまり発芽しているのを発見。よっしゃ、とにわかに本日も園芸検索に熱入る。 柚子の苗は母の日用に、といいつつ、むろん自分が欲しいのじゃ。花柚子は本柚子より実つきは早いが、香りは薄いのかー。あやうく花柚子にするところだったが、ここはやっぱり本柚子でいきたい。 昨日の「果樹園苗木」の件の返答くる。「果樹園におろすほどにクオリティの高い苗」ということらしい。わ、わかりにくい例え…と思いつつ、くらっときて思わず注文。 内容より、親切で誠実そうな回答だったので、きっと植物にも同じ態度で接していると思えたのだ。


◆晩ご飯はソックアイ・サーモン缶と芽キャベツのバジルペスト・パスタ。タブーレサラダ。芽キャベツは最初に蒸してからフライパンで表面をじっくり焦がすと美味しい。
2010.4.25 (Sun) in NY  ★★

一日中雨。アパートの下に来たシュレッダー・トラックに書類を粉砕してもらったのが唯一のイベント。日本の実家用に、柚子や柑橘系の苗を色々ネットで見ていて、気になったのが「果樹園用」と書いてあるもの。 それって果樹園に植えないといかんの? 家庭に植えたらなにか障害が? 検索してもわからないので、質問メールを送ってしまった。 さてもありがたし、楽天の「この商品に質問をする」ボタン。質問魔なので、ついついクリックしてしまう。


◆晩ご飯は以前に丸ごと焼いて冷凍していたハラペーニョハムでハムステーキ、タブーレサラダ、自家製パンなど。おろしたてのホースラディッシュで食べるハムが美味しい。
2010.4.24 (Sat) in NY  ★★★

ご近所の公園の一角にフリーマーケット、ヘスターフェアがオープン。うきうきと出かける。しかし目当てのLuke'sのロブスターロールは行列が長すぎて諦めた (ただ見つめるだけだったロブスターロールの写真は、こちら)。 親方、アルトン・ブラウンさんレシピでシーザーサラダづくりに挑戦。生卵も、微妙な温度で殺菌して(ゆで時間1分)ドレッシングにくわえていた。 「○○度だと中の黄身も柔らかいまま殺菌できて…」、と男の料理はやたらに理科系うんちく満載なのだった。クルトン作りに一番時間がかかるらしい。 レシピよりやや多めのにんにくで、うま〜。今のところ一番美味しいシーザーサラダの店、カーマインに近づいたか。


◆晩ご飯はヒロコさんレシピのピサラディエと、アルトンさんレシピのシーザーサラダ。相変わらず、聞き分けのないピザ生地相手に奮闘。
2010.4.23 (Fri) in NY  ★★

郵便局から書類を送る。いつも窓口には3,4人の局員がいるが、私はある人物に当たらないように心で祈っている。が、祈れば祈るほどあたってしまうのが、世のつれなさ。 今日もあたってしまって、びくぞくと粗相のないように注文。胸につけられた名札を見て、勝手にあだ名もつけた。E助。自分の接したことのないルールは存在しないものとみなし、頭ごなしに叱りつけるE助。 自分の間違いがわかると、にやにやしてけっして謝らぬE助。E助みたいな人を見ることは、ある種必要なのかも。でも次は当たりませんように。


◆晩ご飯は海老と赤ピーマン、玉ねぎのファヒータ。これを、リフライドビーンズとワカモレをのせたトルティーヤでくるんでぱくり。 ケールとハムをあえて、オリーブオイルとレモン汁であえたもの。ハラペーニョをはりつけてローストしたハムのしょっぱさで、塩は一切なし。ちょうどよかった。
2010.4.22 (Thu) in NY  ★★

ダン・ヒックス&ホットリックスのライブ@B.B.キング・ブルートクラブ。ああ、楽しかった〜。このやる気のなさそなありそな感じが、私の人生を明るくしてくれるほど。 同じような(音楽も雰囲気も全然違うけど)気持ちで日本で観てみたいのが、清水ミチコさんのライブだ。 真面目な音楽もむろん好きだが、音楽にひどく情熱を注いでいるのに、どこかふざけてないといられないような人を見ると、もうくすくすと嬉しく頼もしくなる。 晩ご飯はクラブにて、ウィングスにシーザーサラダ(の写真は、こちら)。 サラダの量が2食ぶんくらいありそうな量で、ウィングスを半分だけでお持ち帰り。
2010.4.21 (Wed) in NY  ★★★

晩ご飯はアッパーウエストにもできたマーメイド・インへ。ブルックトラウトのハーブ焼き、ビーツと芽キャベツのロースト。皆はロブスターロール、鱈のフライ、鮭のローストなど (食後に出てきた、ふしぎな魚占いの写真はこちら)。 「今、禁酒七ヶ月目」とつぶやくJ坊。呟いて(数えて)おるうちは、まだまださね…なぁんてことはおくびにも出さず、偉い! すごい!立派!と褒め称える。 自分じゃとうてい成し得ぬことを成し遂げた者は、やはりまぶしい。
2010.4.20 (Tue) in NY  ★★★

お茶の稽古、全体が見えてくると共にどんどん深部にわけいっていくというのは、どの世界も同じ。森を航空写真で見ていたのがズームアップするような。 そして細かいところにこだわりすぎて、また全体が見えなくなってしまうというのも、まさに創作の世界のよう。Tさんが作ってきてくれた季語アンチョコのおかげで拝見、皆スムーズ。 ありがとう、Tさん、というその声は、試験前にノートを写させてくれた友達に対する感謝一杯の声音と一緒。


◆晩ご飯は黒豚の生姜焼きを蒸しキャベツにのせて。「かもめ食堂」のレシピに習って、肉はタレにつけずにこんがり焼いて、出た油をよくふき取ってからたれにからめる、という方式にしたらなかなか美味しくできた。 でもこの黒豚、しゃぶしゃぶ用だったので、紙みたいに薄っ。
◆サラダはバタービーンズに赤ピーマン、紫玉ねぎ、胡瓜を自家製オニオンドレッシングであえたもの。
2010.4.19 (Mon) in NY  ★★

今日のアマゾンの買い物。シチズン・エコドライブの時計(ギフト用)、ボウルについたねばねばのパン生地とかをすくうスクレイパー、Zoeのオリーブオイル。 アマゾンと楽天がこの世から消失すれば、お財布はこんなに空っぽにならないかというと、きっとそうでもないのだろう。◆本日の映画;「Dan in Real Life」 さえないやもめ男が運命の出会いをしたと思ったら、兄の彼女でとほほ、と言ってしまえばそれまでなのだがそこはさすが「アバウト・ア・ボーイ」や「ギルバート・グレープ」の脚本も手がけたピーター・ヘッジズじゃもの。 一場面ごといちいちぐっとくる。ジュリエット・ビノシュが素直にきらきら描かれているのもいいし、他人の家族一同が集まる場のお客でいる心もとなさなんかも、あるあるある!と頷き千回。


◆昨日の晩ご飯は舞茸、ブラウンマッシュルームとキャベツのペストクリーム・パスタ(茸を炒めるときにワンドラフラワーを振りかけてから、牛乳とペストでのばした)、水菜のサラダ。
◆今晩は、はまちのカルパッチョ(青唐辛子味噌、EVオリーブオイル、バルサミコ酢、塩胡椒)、海老とアボカドのワカモーレ風にトルティーヤ、ピクルス等。
2010.4.18 (Sun) in NY  ★★★

WBGOのジャズ・ブランチへ@NJ(熱唱するレネー・マニングさんの写真は、こちら)。お酒とジャズもいいけれど、ブランチとジャズもなんとも相性よろしいだすな。 NJトランジットの窓から、「ミドル・オブ・ノーウェア」な景色を堪能するも、NJは湿地だらけ。あそこに蚊がみっしりね、と思うと別の意味でぞくぞく。怖すぎて。
2010.4.17 (Sat) in NY  ★★★

最近どうも疑い深くなっちゃってさー、と思うのは、コンサートのチケットを買ったあと。最近、ライブ会場も飛行機も、客が入らないとなると平気とでキャンセルするからのう。 ダン・ヒックスのチケットを買ったあとで、きちんと「ライブ、やりますよ〜」って報告メールがきて、ほっとする。以前、ぎりぎりまでキャンセルされたのを気づかぬことがあったので。 午後、Sakayaさんにて梅錦と上善水如を試飲。加賀鳶一升瓶を注文していたはずがなぜか、くどき上手が届いたとのことで、「いいですよー」と受け取る。 くわえて加賀鳶と伝衛門四合瓶も。大きめエコバッグに充実感がつまってずっしり重い。


◆晩ご飯はラムのロースト、ベイビーポテトのバルサミコ酢とオリーブオイルあえ、水菜と山羊チーズのサラダ。そっと寄り添うように、にんにくピクルス。
2010.4.16 (Fri) in NY  ★★

近所の激安服屋で、前から「安いなー、でもこんなに安いというのは相当に縫製も雑だろう、着たら形もヘンに違いない」(試着できないのだ)、と躊躇していた$17のシャンブレーのワンピースが、今日見たら$7になっていた。 どんなにヘンでも文句言えない値段、と購入決意。戻って着てみるとなかなか按配よろしい。夏の部屋着にとっかえひっかえ着ようと、慌ててもう一着同じのを買った。この夏は$7ドレスで、Go。


◆晩ご飯はツナの表面を軽く焼いてスライスしたものに、ニソワーズ風ドレッシング(ワインビネガー、オリーブオイル、アンチョビ、にんにく、フムスプレースのホットソース、ネギみじん、ケイパー)。 ホッピンジョン(カラードグリーン、黒目豆)、ケイジャンフライ入りベイビールッコラと玉ねぎサラダ。
◆朝ごはんは、ブラックベリーとカスピ海ヨーグルトとシリアル。いちいちヨーグルトに「カスピ」をつけたくなるわが心。
2010.4.15 (Thu) in NY  ★★

小手鞠るいさんの文庫解説原稿送り。思い入れのある音楽だからこそ、小説だからこそ、それを言葉で的確にあらわすのは難しいべなあ…という気分を、音楽ライター時代から久々に味わった。 大昔、好きなバンドのインタビューを書いたら、当時の編集長に「思いいれは伝わるけど…意味がわからん」と首を傾げられたことが、ずっと教訓になっている。 そこそこのバンドだったらうまく書ける、とかそういう意味ではなく。ひとりよがらず、遠くから愛情深く見つめる目。ぎょろ目、寄り目にならずにさ。 晩ご飯は禁断のポパイにてくてく歩いて、フライドチキン(の写真は、こちら)。今まで気づかなかったが、ポパイはルイジアナ出身だったのか!  なるほど好きなはず。濃い味のチキンを食べ、何もつけないセロリをぼりぼり。またチキン。魔の循環。