Mar 2010 (1)



2010.3.14 (Sun) in NY  ★★

なんとなく自分の中で、10時からしなきゃいけない用事をしようと決め、だらだらと「あと1時間20分あるな」と思いつつふとPCの時計を見る。え、いきなりあと20分? 狐につままれた気分で焦る、そんな今日からサマータイム。それでは、と用事を11時からに引き伸ばした。状況対応、早っ。突風のなか、近所のCVSに行き、じっくりと棚吟味。 いつでもあいているドラッグストアは孤独の味方。晩ご飯はトルティーヤチップスにリフライドビーンズや海老をのせたり、サラダにゆで卵のせたり。なんだか食べるのが面倒なこのごろ。病気?
2010.3.13 (Sat) in NY  ★★

向かいのスーパーに行っただけでもダウンコートがびしょぬれ。◆本日の映画;「そんな彼なら捨てちゃえば?」原題の「He's just not that into you」(彼はあなたにそんな夢中じゃないって〜)の方が断然しっくりくる、勝手男、優柔不断男、浮気男らと向き合う女たちの群像ラブコメ。製作総指揮はドリュー・バリモア。 ああ彼女はこんな映画作りたかったのねなんて思うとますます、愛くるしい顔で修羅場くぐりぬけ人生なこの女優はいいねえ。アメリカ女たちは振り回されるだけじゃないねえ。 ちゃんと正面きって向かい合うから、台詞の一つ一つにも耳すます気になるってものだ。


◆晩ご飯は、サヴァビアン・サラダ(勝手に命名。昨日余分に焼いた鯖をちぎってサラダ仕立てにしたもの)にアーティチョーク・ディップを手作りセサミ・クラッカーにのせたもの。
2010.3.12 (Fri) in NY  ★★

年に一度、プリペイド携帯の番号の有効期限をキープするためにプリペイドカードをリチャージしている(日本においてある携帯はこれを忘れたため使い物にならなくなった)。 で、この番号キープのために$10を入れる際、現在の残高がでてくるのだが。これがまたしても全然減ってない! というか、$10入れたときにボーナスなんちゃらがついたため、むしろ増えてるし。 ということは年間$10で電話を維持できているということだ。嬉しい。全然寂しくなくて断然嬉しい。それなのにどこかにかけてみようかという気になった。 かけるところないから、電話番号案内とか。晩ご飯はフェアウェイで新鮮なのをさばいてもらった鯖焼き、あたたかい豆腐の肉味噌のせ、ブルーチーズとベイビーグリーンのサラダ、コーンとえんどう豆ご飯。
2010.3.11 (Thu) in NY  ★★★

午前、物語文、午後エッセイ文書き。あるテーマのもと、エッセイを書きながら、書いている自分のダメさがどんどん露呈してくる。そりゃあ鮮やかなほど。 どうして私に依頼がきたのか、どうにもこうにも不思議な心地になるテーマなのだ、これが。さても困った、と思いつつも、開き直ったら突破口が見つかった。 そしていつものように、原稿を送り終えたあと心配になる。そんな繰り返しよ人生は。晩ご飯は隠れ家風だけれど、大人気でちっとも隠れ家でないレストランへ@Freeman's (絶品アーティチョークディップの写真は、こちら)。
2010.3.10 (Wed) in NY  ★★

例の怖くて愛想の悪い靴修理兼時計修理屋に、電池切れの時計を2個もっていく。ブーツをたくさん直してもらっていたらしい中国人女性となにやら話し込んでいたおじさんの顔が、この前の頑固そうな顔つきより、ずっと柔らかい顔になっており。 女性のせいか、たくさんブーツを直して儲かったせいか。靴修理って意外と高いんだな。革底総取替え、$58だって。


◆晩ご飯は鳥ひき肉でソフトタコス。ワカモーレにリフライドビーンズ、野菜などくるんで、くるっと丸めて、トルティーヤ3枚は軽くいけた。 初めて叙々苑の辛いほうのドレッシングを買ってみた。和え物や肉のマリネによさそう。
2010.3.9 (Tue) in NY  ★★

お茶の稽古、先々週につづき、わずかの間だけでも「高貴でえらい人」の気分を味わえる「貴人点て」のお客。そのあとすぐさま、下賎に戻ってしごかれる薄茶平点前。 2時間の間にあじわう人生の縮図なりし。◆本日の映画;「マダガスカル2」アフリカンなリズムに乗せて、暴れ、悩み、恋する4頭のニューヨーカーが楽しいのなんの。 もしかしてアフリカには壮大な感動ではなく、壮大なおふざけが似合うんじゃないのか、という気持ちがシマウマの足音とともにぱっかぱっかと聴こえてきた。


◆昨日の晩ご飯はターボット(砂ヒラメ)のカレー粉焼き、マッシュポテト、ベイビーグリーンとブルーチーズサラダ。
◆本日は晩ご飯はハムと生のベイビーコーンとアスパラの炒め、アボカドと梨を角切りにしてドレッシングとあえたサラダ。
2010.3.8 (Mon) in NY  ★★

ふと見つけた平野レミさんのブログを見ていて、和田誠さんがレミさんのお父さんに結婚の挨拶に行ったとき、お父さんが念を押したという言葉にぐっときた。 「レミから音楽をとらないでくださいね」あの明るさは愛されて育ったあかしかー。でもレミパン使わないレシピもどんどん見せてね、と小さく注文。 ◆本日の映画;「最高の人生の見つけ方」余命を宣告されたジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン演じる二人が冒険の旅に出る。わかっちゃいるけど泣かされる。 迫り来る死の怖さよりも、ぬぐってもぬぐっても拭いきれない孤独を描く、その腕がロブ・ライナー。
2010.3.7 (Sun) in NY  ★★★

車(の助手席)でブルックリンのレッドフックへGo。廃墟熱がじわじわと盛り上がってくる。しかし廃墟と思われしビルに住んでいるのは、いまどきのかっこええ暮らしをしているアーティストだったりするのだな、これが (倉庫のビルにさりげない星印がついていてちょいと可愛かったりする写真は、こちら)。 心の落ち着きとはどういうことかというと、私の場合は表現したいものと手段がぶれずに合わさったときか。それは興奮というよりも落ち着きに近い。 そしてその状態が本来の姿。表現できずにもがきあがきしているときは、他に楽しいことがあっても心から楽しいと思えない。それがくやしゅうて。まだまだ廃墟のなかを進まにゃあ。 晩ご飯はトレーダージョーのバッファローウィングスと野菜スティック。ウィングス評論家としてはトレジョーは中の下じゃね、とややつめたく。
2010.3.6 (Sat) in NY  ★★★

管理事務所の人が窓ガラスを取替えにくる。合計で9枚も。二層窓になっている部分に空気の漏れがあるらしく、結露するため。ぱっかんとすべてがはずされた窓枠の心もとなさ。 そこに広がる景色がいつもと違って見える不思議さ。そんなことより、北風がさ、さぶうっ。午後、ホールフーズで新鮮な鯖をおろしてもらう。 せっかく魚のさばき方の本ばかり買っているのに、いざとなると腕に自信がなくて身が減るのが惜しいのじゃった。


◆晩ご飯はムール貝のケイジャン蒸し。白ワイン、バター、にんにく、ハーブといういもの味付けに加え、ケイジャンスパイスをたっぷりふりかけて蒸したら、新鮮。 ベイビーグリーン、パスタ、チャヨーテ、かぼちゃの種のサラダ。
2010.3.5 (Fri) in NY  ★★

先がやや見えない感じになってきたため、無印の卓上カレンダーに、締め切りまでのゆるい計画(限りない希望的観測)をおそるおそる書き込んでみたのが、昨日。 そして予定のゆるさにも関わらず、本日のノルマを達成できず。予定たてなんだら、落ち込まずにすんだのに(小心者にはそれもまた恐ろし)。 そんななか、普通のクスクスとスピナッチのクスクスを適当にガラス瓶にざざーっと入れたら、綺麗な層になったのがちょっと嬉しかった。名づけてクスクスの癒し効果。


◆晩ご飯は海老とグリーンピース、マッシュルーム、アスパラガスのペスト・クリーム・パスタ。ブルーチーズと梨のサラダ。
2010.3.4 (Thu) in NY  ★★★

久々に日本クラブへ。一階のギャラリーでやっていた牧野宗則さんの木版画展が素晴らしかった。版画作品もしみじみ情緒があるが、版画ブロックを切って作品とコラージュしたものにぐっと引き込まれた。 ブロックのカラフルな色合いと伝統的な木版画の自由な対比。着付け教室を乱入見学して皆さんの上達ぶりに焦ってあわあわとなった後は、皆で東側までそぞろ歩いて晩ご飯@対馬。 ここのレディースセットはなんとも豪華。お刺身に握り、揚げ海老に石焼ステーキまでついたお得セットなのだ。男性は女装してこないと食べられないそう。 巻き髪のカツラをつけ、一人黙々と寿司を頬張るサラリーマンの姿を思い浮かべる。
2010.3.3 (Wed) in NY  ★★

暴走したい、という言葉がふいに心をよぎる。な、なんだろう、心の合図? 雛人形の呪縛? ◆本日の映画;「ホリデイ」 イギリスとアメリカ、孤独なアラサー二人が家を交換して休暇を過ごすあいだに恋に落ち…、というラブ・コメディ。キャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレット、二人の対比もテンポがいいし、登場人物が皆可愛い。 ああ、おらはやっぱりホラーなんかよりこういうラブコメで和みたいんじゃ。ジャック・ブラックがおとなしかったのだけがやや不満。


◆晩ご飯はいずみ鯛のケイジャンスパイス焼き。ブルーチーズと梨とくるみ入サラダ、コーンとグリーンピースご飯、五目豆。
◆いただきもののひな祭りのゼリー。愛らしい桃の花。小さい頃は、お菓子についているこういう飾りを長いこと捨てられなかったっけ。今もややあるが…。
2010.3.2 (Tue) in NY  ★★

ドアが開かない件で文句を言ったら、管理事務所の人がヤスリをかけてにきてくれた。塗って、ヤスリかけての繰り返し。全体的にかなりのエネルギーが無駄になっている気がする。 お茶の稽古、好更棚のお客、薄茶平点前。皆に「よくここまで来たねえ」と言われ「私も我ながら最初はどうなることかと…」と言ってるそばから、たくさんのヘマ、へま、屁魔。 晩ご飯はりまじとモロカン飯屋でほろりと煮えたラム・タジンにクスクス@Barbes。会計の段になって二人とも小学生ぐらいの算数能力しかないことが判明。隣で一人食事をしていた感じのいい紳士が見かねて話しかけてきた。 「今日はどっちかが払って、次はもう一人が払えば?」「そうもいかないんです!」(明朗会計な二人)「じゃ、じゃあキミが払えばいい」(りまじを指して。彼女のほうが金持ちに見えたのか) おまけにりまじは、レシートを2枚も蝋燭の火で誤って燃やしていた。あぶり出しじゃないんだから(老眼な二人)。
2010.3.1 (Mon) in NY  ★★

昨日、家のドアに外からペンキを塗っているなと思ったら、案の定今日はドアが開かない。前回塗ったときにも同じことが起きた。ドアの脇にも厚く塗りすぎるため、ドアの厚みが増して開かなくなるのだ。 窓修理人やFedexが来ても、内側から、あ、あかない…。すみませーん、外から押してもらえますか?といっても、「鍵かけてるんじゃないんですか?」と言い、遠慮してか恐れてか、押してくれない。 渾身の力で何度も引っ張り、ようやく開いた。ドアの外に呆然とした顔でFedexのお兄さんが立っていた。


◆晩ご飯はまぐろとアボカド漬け丼(焼きにんにく味噌、みりん、醤油、生姜、おろしにんにく、スリラッチャソース)。筍、人参、白滝の五目豆、ブルーチーズとグリーンサラダ。