Dec 2009 (1)



2009.12.14 (Mon) in NY  ★★

去年サボったので2年半ぶりの健康診断。相変わらず心ここにあらずの明るいCドクター。サイドビジネスだか趣味だかで持っているというレコードレーベルのことでも考えているのかもしれぬ。 そして側についているインターンの学生の女の子が注射をするというのでどきどきする。脚気の検査で膝を打つとき、インターン嬢が遠慮してそっとやるものだから私の膝はびくともしない。 「もうちょっと勢いよくやって大丈夫なんだよ、ほらっ」とC先生、おもむろに固い聴診器で私の膝を思いっきりがつん。いたっっ、そ、そこは骨です…。「あはっ、ごめんごめん」怖いのは先生のほうだとようやく気づいた。


◆晩ご飯は塩鯖焼き、じゃがいもバルサミコ酢あえ、豆腐スープ、タブーレサラダ。相変わらず鯖はパーチメントペーパーを敷いてフライパン焼きだが、そろそろ魚焼き器をまた出そうかな。脂が落ちないからどうしてもやや脂っぽいのだ。
2009.12.13 (Sun) in NY  ★★

雨、向かいのスーパーで買い物ぐらい。プリンタが壊れてしまった。どうやらインクカートリッジを繋ぐチューブがはずれてしまったらしい。どうせ壊れてるんだから分解して直してみたい気もするが、床がインクだらけになりそうで躊躇。 ◆本日の映画;「Beach Blanket Bingo / ...Wild Bikini 」「狂った果実」の後にこれを観ると、同じ50〜60年代の若者たちとは思えぬものすごいギャップに、おおっとよろけそう。 でもやってることは同じなんだよな、ビーチでお気楽パーチー。お馬鹿すぎ底抜けの明るさの裏に何か隠れたものがあるんじゃないかと思うも、本当に何もない。すっかんと空白の凄さ。こっちも空っぽになった頭に、インプットされたかのように延々と巡る恐怖の旋律、ビーチに毛布にビンゴ〜♪


◆晩ご飯は祝・マスタード完成で、ポーランド系肉屋で買ったカーシャ入りソーセージ、ザワークラウト(すっぱ!)、タブーレサラダ(バルガー小麦が切れていたので、今回はクスクスで)。 しかしソーセージはスライスしてから焼いたら崩れてきて、肉団子みたいに。
2009.12.12 (Sat) in NY  ★★

Sakayaさんにて伝衛門一升瓶に、澤乃井吟醸四合瓶。家からちょい遠いので、一時は西本貿易さんのアカウントを持っているワイン屋に浮気もしたが…。 やはり近場の店で注文、なんて無精はせずに日本酒はこのお店まで買いに来ようと地味に心に誓う。お酒と焼酎のみを扱うポリシーを立派に貫くこの店へのささやかな感謝と貢献の気持ちで、今日もでかいエコバッグ持参(一升瓶用)でバスに乗り。 ポーランド系肉屋にも寄りて得体の知れぬ黒っぽいソーセージ2本、計り売りのザワークラウト、鰊のマリネなど買い。満足度はかなり低いというのに、あらゆるところで鰊漬けを発見するたび買わずにおられぬわが性分。


◆昨日の晩ご飯はまぐろのサイコロステーキ(生姜、酒、醤油につけたまぐろに片栗粉をつけて焼き、ネギとパセリのソースがけ)。キャベツの胡麻サラダ。
◆本日はラム肉とほうれん草、玉ねぎを炒め、例のCD付きレトルト・インドカレーでのばしてみる。ヨーグルトとガラムマサラも豆乳。ピタパンにひよこ豆とセロリ、ロメインレタスのサラダ。
2009.12.10 (Thu) in NY  ★★★

もう洋服なんぞは寒さをしのいで心地よけりゃ何でもオッケーよ、と投げやり気分になっていたが、ここ最近、徒歩圏内に(ものぐさな我にはここが大事)好きなアジア人のデザイナーさんのフラッグショップを発見。 サンプルセールを見に行く。寒風の中、てくてく歩いていったものの、目をつけていたワンピースはLのみ。着たい服を目標にダイエット!などとよく言うが、 その逆でアメリカサイズのLに合わせようと思えば難なく膨張できてしまえそうな自分がそら恐ろしく、諦めてまたとぼとぼ帰宅。 ちなみにE.VillageやLESには痩せたアメリカ人が多いが、これは貧乏だからか頑張って維持しているのか見分けがつきにくいことである。


◆晩ご飯は鶏肉と赤ピーマンとズッキーニのBBQソース炒めとアボカドをまたまたトルティーヤに包んで。豆腐とマスタードグリーンの辛いスープ。
2009.12.9 (Wed) in NY  ★★

そういえば昨日は、長年知っているようこちゃんが、「えー、ともそって本名じゃないんだ!」と驚いていたのに、こっちが驚いた。 私たちがこき使われたあの会社でついたあだ名だってば〜(最初はそんな名で呼ばれるのに納得いかなかったのに、ペンネームにしている私も私だが)。 ◆本日の映画;「ダークナイト」この全体を覆ううす暗さ、ジョーカーの凄み効きすぎどす黒さ、バットマンの地味黒さ、と黒黒づくめ。 心躍る悪夢なんてものがあるとしたらこんな風か。このジョーカーがもう見られないなんてなんと残念。


◆一昨日の晩ご飯はラムのソテーに辛〜いマンゴチャツネ添え。赤ピーマンとグリーンピー入りイエローライス。ブロッコリラブと松の実にんにく炒め。
◆本日はフィッシュタコス。キャットフィッシュのコーンミール焼きとコールスロー、アボカドをトルティーヤにくるんで。近所のバーで食べて美味しかったのでその真似っこ。
2009.12.8 (Tue) in NY  ★★★

お茶のお稽古、薄茶平点前。T先生は下手な者たち(中心人物はむろん我輩)を教えるのにほとほと疲れた顔で、「よく考えるんだよね、こういう仕事ってどうなんだろうって…」と自らの人生に深い深い疑問を投げかけておられた。 先生、正直すぎ…。夜は隠れ家レストランにて、豪華メンバーによる会食(お三方の記念写真は、こちら)。 どう見ても皆さんのビジネストリップに乱入しただけの私なのに、気持ちよく迎え入れてくださり、ありがた〜くも楽しい夜に。
2009.12.7 (Mon) in NY  ★★

こつこつとゲラ。哀しいこと辛いことを挙げ連ねればいつだって人は悲劇の主人公になれるが、あえてそうせぬ者したくても出来ぬ者の凛々しさを見上げねばね。 午後、エセックス市場。ラテン系八百屋のカウンターにのっているアキーの缶詰が気になって仕方ない。アキー&ソルトフィッシュを作ってみたい気もするが、缶詰だとどんなだろう。 どう見てもジャマイカンには見えぬ(多分ドミニカン)店のおじさんに「どうやって食べるの」と試しに訊いてみたところ、「うーん、解らない。置いてるだけ」とあっさり。 それをいっちゃ実もフタも。ちなみにこの店では珍しいパンの実も、水にぷかぷか浮かべて売っている。
2009.12.6 (Sun) in NY  ★★

この時期、エレベーターにばかでかいツリー用のもみの木を運び入れてくる人と会う確率がとても大きい。 今日のご夫婦は奥さんの方がツリーの方に鼻先を向け、「んー、美味しいにおい」とうっとり。いいにおいとは思うが、美味しいかは疑問、とはご近所付き合いに角が立つゆえ口にせず。 ◆本日の映画;「ウォーリー」ロボットの純愛だけを目を細めて眺めれば、まあなんといじらしい。しかしロボット周り以外があまり魅力的がなさすぎで、これは意地悪を通り越して退屈な人間様としか描かれていないのがなんだかな。


◆昨日の晩ご飯はアーティチョークリゾットのケーキ、バターナッツ・スクワッシュのスープ、親方作オリーブ入りバゲット、シーザーサラダ。
◆本日はイカとアスパラガスとザー菜辛み炒め、コーンご飯、冷奴のミョウガとオニオンスライスがけ。
2009.12.5 (Sat) in NY  

日本から、友人の訃報。目がぼてぼてになるほど泣いたって、もうあのとぼけた声もだらだらの笑いも飲みながら寝ちゃうふやけた姿も、もう下北に戻ってこないなんてうそでしょう。 夕焼け楽団のCD、日本に置いてきちゃったのがなんだかもうすげえ悔しい。
2009.12.4 (Fri) in NY  ★★★

ウッドストックからマンハッタンに出てこられた小手鞠るいさんと午後のお茶@グリニッチヴィレッジ(いただいたご著書の写真はこちら)。 同じNY州といってもなんとも広んだのう、と聞けば聞くほどその違いを実感。こちらはコンクリート、あちらは森のなか…。愉しい会話の中にはっとするような創作のアドバイス (なんていったら、謙虚な小手鞠さんはそんな偉そうなものじゃないけど〜と言いそうだけど)も散りばめられていたりして。やっぱり物を創るのが好きな人とのおしゃべりは、美味しい水を飲んでるごとき気分になるな。 それが小説でも絵でも料理でも、仕事でも仕事でなくても、ちぃとも関係なく。


◆晩ご飯は、頂き物のありがたき貴重なミョウガをネギとごま油、奥能登の塩とラー油であえたものを蕎麦にかけて味わう。芽キャベツローストのブルーチーズがけ。 ローストビーフとオニオンスライスを旭ポン酢で。
2009.12.3 (Thu) in NY  ★★★

今年最後の料理教室へ。メインはやわらか〜なローストビーフ(バラ色のお肉写真はこちら)。 ヒロコさん、今年も美味しいレシピの数々をありがとうございました〜。関係ないが、スガシカオが歌詞の中で「やわらかい」をわざと「やらかい」と歌うところが好きだ。 ◆本日の映画;「狂った果実」お気楽無軌道な太陽族のぼっちゃん嬢ちゃんたちの物語。が、見る見るうちに様相を違えていくのがスリリング。昔の映画は陰の使い方がうまいなあ。 津川雅彦の形相がぐわっと変わるところで、映画「ゆれる」のお兄ちゃんの表情を思い出した。裕次郎より(津川)雅彦だろう!


◆晩ご飯はバターナッツスクワッシュのスープ。臭くて美味しいゴルゴンゾーラチーズにライ麦トースト。スプラウトとグリーンサラダに、持ち帰った根菜のローストを和えてみたれば旨し。
2009.12.2 (Wed) in NY  ★★

寒さで引きこもり状態ゆえ、体重がまずいことになっている。あと、腕のホクロなき場所がいまだ痛むのは例の傷跡クリームのせいじゃろうか。人体実験もほどほどにしときっ、と自分に言い聞かせつつ、もうちょい様子を見たい。 あとキュラソー島のブードゥーめいた植物園で買った「いちじくオイル」というのもあったっけ(あらたな実験の楽しみ発掘)。 晩ご飯はレンズ豆とハムの煮込み、アボカドと海老のサラダ(リプトンのベジタブルディップで)、自家製スプラウトとグリーンのサラダ。
2009.12.1 (Tue) in NY  ★★★

お茶は薄茶平点前、本日はマンツーマンでじっくり教えていただく。終わってりまじ、まほじと居酒屋ご飯@Riki。チャーシューねぎまぜ麺、高菜炒飯、牡蠣ともやしにんにくバター、浅利と春雨炒め、牛蒡のさつま揚げなど。 話はサンディエゴにシアトル、イギリス、銀杏中毒からメキシカンなバッタ屋まで飛ぶとぶ、食べる食べる。友達が遠くに行ってしまうかも知れぬと考えるのは寂しいものじゃが、この年になると、そういう方向には持っていかず、 「新しく旅できるところが広がって嬉しいのう」と考えるようになる。なる、というか無理やりそっちの方向に思考をうんしょと持ってく。寂しさ防衛装置。