May 2009 (2)



2009.5.31 (Sun) in NY  ★★★

中華街散歩。にぎやかなグランド通りでなく、東はユダヤ街の、西は中華街の住宅地といった趣のこじんまりしたヘンリー通りを歩くのが最近気に入っている。 昔から変わらない街なみは、人種がちがっても懐かしい雰囲気。 晩ご飯は今日も今日とて、ベランダにグリルをだしてじゅー。BBQご飯にすると確実に体重が減るというのは、なぜであろうか。普段の料理でもそう油は使わないようにしていると、BBQでも普通に炭水化物は食べているのに。 誰かBBQダイエットマジックの秘密をあかしてほしいものじゃ。調子にのって、天気のいい週末はBBQでいってみたい、と決意。この夏の合言葉は、グリルでじゅー。


◆昨日の晩ご飯は、ほろ酔い加減で牛ショートリブ(カルビ?)やとうもろこしやズッキーニをBabyQちゃんでじゅー。
◆本日は秋刀魚やスパイスをまぶした海老や椎茸の串焼き、ズッキーニにとうもろこしをグリルでじゅー。ああベランダで新鮮な秋刀魚が食べられるとは(感涙)。
2009.5.30 (Sat) in NY  ★★★

西に向かうバスでトライベッカへ。待ちに待った楽し嬉しいイベントがあるのじゃ(くわしくは、ブログのほうへ…)。
2009.5.29 (Fri) in NY  ★★★

ゲラっぱ、引き続き凧の話。仕事の後(もしくは合間)にひと息つき、着物ブログや献立ブログやクックパッドなんぞを眺めるのが、つかの間の憩いの時(もしくは逃避タイム)。 着物ブログでとくに好きなのは、井嶋ナギさんやイラストレーターの平松昭子さんみたいに、気ままかつ粋にぴりっと着こなしている方々。やや気になるのは着物にかかわる方々の芸名?ネット名?だ。 いかにも「和」な趣は素敵なのだが、わずかにBL系漫画の男子名とかぶるような気がするのは、気のせい?(どちら側にも怒られそうな発言)


◆晩ご飯はコーンミールとスパイスをまぶしたキャットフィッシュやとうもろこしのホイル焼きやラディッキョをBabyQちゃんで、じゅー。
◆いつもはサラダに入れるだけのラディッキョも初めて焼いてみた。層になっている野菜は生でも焼いてもなんでも美味しい!バルサミコ酢をちらとたらすのがあうな。
2009.5.28 (Thu) in NY  ★★

ゲラりん、凧の話。夕、エセックス市場で乳母車に乗った子が、生のいんげんを手づかみで齧っているのをじっと見つめる。向こうは誇らしげに、やや挑発気味に見返しながら、まだ齧っている。 きみとは友だちになれないね、と目で語りかけた。ブロッコリやカリフラワーを生で食べられるひとも、ちょっと近寄りがたい。本日の映画;「武士の一分」 味の濃すぎるスキヤキのあとの正統な薄味にほっとさせていただく。味の薄そうなみそ汁啜るキムタク、なにをしてもキムタク。と思ったが、失明した直後だけわずかになにかが憑いて見えた。


◆昨日の晩ご飯はスパイシーサーモン丼、いんげんと若布とみそ汁、ビーツのサワークリームあえサラダ。
◆本日は晩ご飯は焼肉のせブン、いんげんのキムチあえ、ビーツのサラダ。ブンのタレ(ヌクチャム)は、ナンプラー、砂糖、レモン汁、おろしにんにく、チリソース、水、砕いたピーナッツを適当に。
2009.5.27 (Wed) in NY  ★★

待ちかねていたゲラ到着。一向に上達の兆しを見せぬPainterのタブレットペンから、赤ペンにさっと持ち替える。今月は天使ゲラ(仮)、来月はしずくゲラ(仮)と、これからしばらくゲラって生きることになり。 ◆本日の映画;「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」源平合戦に和風英語にマカロニ・ウエスタン。じ、自由すぎるよ、三池監督…。 役者が皆、狂気というあらたな顔を与えられわくわくしているような。佐藤浩市よりも木村佳乃が断然格好よかったというのもすごい。「カタクリ家の幸福」に出ていた清志郎もよかったよなあ…。
2009.5.26 (Tue) in NY  ★★

はじめてクレイグスリストの売り買いコーナーに、不用品の天井用ファンとセットの電灯を出してみる。 せっかく探しまくって気に入ったものをここで買ったのに、配線の関係で取り付けられず2年も新品を放置していたのだった。 このサイトは詐欺も結構多いらしい。代表的な手口は「多めの小切手を送っちゃったので、お釣りと品物を引き取り業者に渡してね」というもの。 小切手はむろん偽で、現金と品物を取られてハイ終わり、とか。詐欺のひとが来ないか期待半分、用心半分でメールに返答。早速、ハンサムな青年がブルックリンから取りに来た。 値切られもせず(といっても既に大まけにまけた値段設定だったが)、時間に正確、物腰丁寧。なんと気持ちのよい取引。はじめてのクレイグスリスト、無料だし、意外にいいかも。なーんか売るもん、ねえだかーー。 午後、お茶のお稽古。盆略点前。お盆のうえの小宇宙にのみこまれ、あたふたとブラックホールを回転するのみ。晩ご飯は友人といつもの市場横のレストランへ@Essex。 またしても「マカロニ&チーズとクラブケーキの組み合わせ」を薦め、絶賛される。店のひとに「ニホンジンにはこの組み合わせがツボなのか…」などと思われていたりしねえだかー。
2009.5.25 (Mon) in NY  ★★★

午後、ブロードウェイのお乞食さんなる名の台所用品屋に行くも、祭日でしまっていて残念。 近くの倉庫みたいに大きな酒屋で「ここ、澤乃井が結構安いよね」と話していたら、横にいた日本人の女の子に「え、サンライズ(日系スーパーの名)のほうが安いですか?」と話しかけられる。 「いえいえ、スーパーではお酒置いてないんですよね〜(まだニューヨークに来たばかりなのかな?)、サンライズじゃなくてこの澤乃井…」「へえ、美味しいですか?」 「ええ、東京のお酒にしてはかなり」などと会話。酒好きさんというのは、異国でもうちとけやすいものなのじゃ。


◆晩ご飯はラディッキョとハムローストのリゾット。ラディッキョの紫とハムのピンクで微妙なラベンダー色に。
◆こちらもピンクのサラダ。月桂樹ロールに使ったサワークリームが余ったので、にんにくと塩と沖縄のピバーチとともにビーツをあえて、ベイビーグリーンと。
2009.5.24 (Sun) in NY  ★★★

今まで春という季節はどちらかというと嫌いだったのが、今年はいいなあと思う。生まれて長いことたって、はじめてぐらいに。園芸に凝りはじめて、しかも長い冬の地にいるからじゃろうか。 春の「始まるよ」「始めなきゃ」感が嫌だったのに、植物はそんなこと考えてないものなあ。気温がある程度になって、そろそろかなとこぼれ種が自然に顔をだす。 そんなんでいいのかあ、と思ったら、秋と同じくらい悪くない感じ。ししとう植え替え。車でホーム・デポとLowe's@ブルックリン。テラコッタの鉢など買い。


◆リクエストして焼いてもらった月桂樹ロール。月桂樹の葉をさして焼くから、ほんのり香りが移ってぽってり美味しい。
◆晩ご飯は料理教室でお土産にいただいたシダーペーパーで鮭のグリル、とうもろこし、ズッキーニ焼き。同じく教室で習ったパセリたっぷりのサルサ・ヴェルデをかけて。
2009.5.23 (Sat) in NY  ★★★

今日から三連休。メモリアル・デイといえば、季節的にアメリカ人にとっちゃ屋外でBBQの日。うちも冬の間、居間の隅で眠っていた愛用グリルのベイビーQちゃんを登場させる。 ベランダに引っ張り出しながら、ついCCRのスージーQを歌ってしまうのも毎年のこと。散歩がてら川沿いのパスマークでとうもろこしと肉を買ってきた親方、 「ものすごい勢いで、他の人を跳ねのけてセールのとうもろこしを買っていた中国人のおばさんがいた。あまりの勢いに、おばさんを写真に撮る人までいたよ」とのこと。 見てみたかった…そうまでして、とうもろこしを。 とうもろこしにゃそう興味のない私だが食べてびっくり。甘くて粒がしっかり、味が濃い。おばちゃん、皮の外からこれが解ったのか。


◆ロケットみたいなプロパンタンクをつけたベイビーQちゃんとワラジみたいなフランクステーキ。BBQ奉行さまによると、フランクステーキやスカートステーキ(ハラミ)は繊維に逆らって切るのがコツだそうで。 とうもろこしとアスパラガスも塩胡椒してほんの少しバターを落としてホイルで包んで蒸し焼き。
2009.5.21 (Thu) in NY  ★★

ゲラの来ぬ間のお絵かき中。たとえその時点で結果が出ておらずとも、訊ねたならうてば響くように誠実なこたえを投げ返してくれるひとと。「結果で出るまで、ま、いっか」となしのつぶてのひと。その差はおおきい。 自分に対しちゃ後者でも(確実に!)、ひとにはなるべく前者でいようと思う。◆本日の映画;「家族ゲーム」 癒しも泣かしもないと家族物とはこうも不穏になるものか、とぞくぞく見入る。でも、横一列にならんだ食卓を見て親方、「日本ではこういう食べ方もするの?」しないよ!(多分) そうか、日本人にとっては斬新でも、違う国のひとから見れば「そういう習慣もあるのかな」と見られてしまうものなんじゃな。私も外国映画で作り手の狙いを結構見逃していたりするのかも。


◆晩ご飯は銀だらの西京焼き風(にんにく味噌、みりん、酒。最初に塩をふってよく水分をとっておく)。豆腐といんげん卵とじ煮、サラダ、グリーンピーと赤ピーマン入りイエローライス。
2009.5.20 (Wed) in NY  ★★★

料理教室@ソーホー。「今日はフムスを作るんだよ」と告げると、自分のフムスに自信満々の親方は目をぎらりと光らせた。帰ってきて「美味しかったなあ、今日のフムス」とさりげなく報告し、ライバル心に火をつけて作ってもらおうとの魂胆。 料理教室通いを、そのような黒い手段に使う者もいる、という例で。ラズベリーのシャルロットの可愛くて美味しいこと。アメリカのお菓子(とくに流行りのカップケーキ)はたいてい甘すぎで近寄れないが、ヒロコさんのレシピは「甘くて美味しい」という単純な響きより、 違うもの(季節の甘酸っぱさとかクリームの舌にやさしく懐かしい加減とか。うまく言えないけど)が前にくる。繊細な細工品してと作ってみたくなるのだ、つくる腕さえあれば! (写真は、ブログのほうで…)。晩ご飯はローストポークとロメインレタスのせ塩ラーメン。 ロメインは火を通してもしゃきしゃきと、炒めものに向いているのを発見。
2009.5.19 (Tue) in NY  ★★★

週末から突然電子オーブンレンジが動かなくなる。ベーグル焼くのも、ご飯や冷めた紅茶を温めるのも野菜の下準備もできない。電子レンジなど知りもしなかった時代が確かにあったのに。 一度手を染めるともうあんたは戻れないね、イヒヒと髪の毛逆立った電子ばばあが笑う。午後、お茶のお稽古。今日からはじまった風炉の柄杓の扱いを茫然と見学しつつ、割り稽古は茶巾の扱いと茶筅通し。 晩ご飯はドミニカ飯を食べようよの会@エル・パパシート。レバーソテーやユッカやアボカド、美味しい山羊のシチューを食べながら、石垣島の山羊そばがいかにくさかったかの件など。
2009.5.18 (Mon) in NY  ★★★

ワコムさんでお絵かきの日々はじまる。PhotoShop以上に把握しておらぬソフトPainterではすべてが偶然のなせる業。その偶然の産物を忘れぬよう、一々手順をメモしながらの作業ゆえ、遅々として進まず。 それでも時折、目からウロコの発見があるからおもしろい(多分、教則本に普通に書いてあることなのだろうが、教則本を読みこむ能力がないのですべてが新鮮)。 手描きだったら何時間もかかりそうな作業が一瞬にして? いいんですか? すごくズルした気分。逆に手描きなら数秒のところを何時間かけてもできなかったり。 こうしてひとはモニターの森のなかを、鮮やかな毒キノコを求め彷徨うものなのか。晩ご飯は、わんこの世話に追われ楽しそうなりまじと、いつもの海老いか墨パスタ@Max。 いつもに増して麺がゆですぎで、とうとうこの店を旅立つときが来たか、とも思うも、多分また来てしまうのだろう。
2009.5.17 (Sun) in NY  ★★

オーチャード通りでヘインズのTシャツを買い。3枚セットで$10ならまあまあじゃね、と言いながら次の店を見ると、同じものが$6。ますます安い!と思ってよく見るとパッケージに「Slightly Imperfection」(やや難あり)の文字が。 さっき買ったものを見てみると同じだった。NYのアメ横オーチャード通りでは、よく注意して買い物せにゃいかん、と在米十八年にして思い知らされた午後。しかも値切らなかったのも悔やまれる。 と、ここまで書いてどうも今月は日記が貧乏くさいのを反省。ええい、十四代・桐箱入りぐらい買ってやる、いつか、…いつか奇跡の重版でも起きたら。


◆親方の焼いたアナダマ・ブレッド。とうもろこし粉を使ったものはなんでも結構好きだ。コーンブレッドとかポレンタとか南米のパンケーキとか。実際のとうもろこしはそうでもないのだが。
◆晩ご飯はロシアのタバカを真似て、コーニッシュ・ヘンを鉄のグリルパンでじゅー(大きいサイズのを買ったばかりなので使いたいのだった)。重しがわりに一回り小さい鉄のパンをのせたら、いい具合にこんがり。
2009.5.16 (Sat) in NY  ★★★

案の定、張り切り虫はすでに地中深く潜ってどこかへ行ってしまった。逃げ足速い。夕、Sakayaさんにて郷の誉と天の戸を試飲。 須藤本家のお酒は美味じゃが、NYじゃ手の届かぬ値段なのが哀しや。そういえば日本でも昔、花薫光を注文しようとしたら、店のひとに「○○円ですけど大丈夫ですか?」と念押されたことがあったっけ。 しかも怯んで、結局一杯を皆でわけたんだっけ…。結局、値段のわりに美味しいとひろこさんが太鼓判押す慎太郎一升瓶と、いつもの加賀鳶四合瓶の真っ青なボトルかかえ、ころばぬよう慎重に帰宅。 もしかして私は酒屋になるべきだったのでは?そうすれば「○円ですけど大丈夫?」なんて心配されないし。人生誤った? などと思い立った途端、張り切り虫がますます遠のくのを感じた。


◆昨日の晩ご飯はハムともやしと自家栽培のニラとベイビーコーン入りカレービーフンに、サラダ。ビーフンは戻しすぎないのがコツだとやっと知る。茹でずにぬるま湯に浸して8分。
◆晩ご飯はリブアイステーキを鉄のグリルパンでじゅー。にんにく、ベジネーズ、オリーブ油、塩胡椒、醤油、ビーツ入りホースラディッシュのソースで。ベイビーグリーンと山羊チーズサラダ。
2009.5.15 (Fri) in NY  ★★

ちょっとばかし張り切り気味。張り切りすぎるとろくなことにならぬのは解っちゃいるが、こういう気分は年に一度ぐらいしか訪れないので、張り切り虫をのさばらせておく。 近所の中華スーパーでもやしを買っていたら、ベールをかぶった女性が「それ、食べ物?」と遠慮がちに訊いてきた。「そうですよー(他にどんな使い道が?)」「どうやって食べるの?」 「ええとサラダとか炒め物とか(もっとこうガツンともやしを買いたくなる料理を伝えたいが、咄嗟に思いつかず)」こういう会話の常として相手は「そのうち買ってみるわ」と微笑みつつ、けして手にとろうとはしないのだった。 そして近くのグリーンパパイヤを籠に入れたので、今度はこちらが「どうやって食べるんですか?」と質問。茹でてから魚料理に入れるのよーとのこと。 私も「いつか買ってグリーンパパイヤ・サラダにしよう」と思いいつつ、手にはとらない。市井の小さな情報交換のひととき。女性はバングラデシュの人だそう。 バングラデシュ、魚、茹でパパイヤ、と脳裏にインプットされた一日。