Mar 2009 (2)



2009.3.31 (Tue) in NY  ★★

昨夜は真夜中に大酔っ払いの手下からの電話で起こされた。頭にきたので出なかったが、メッセージに延々と酔っ払いのたわごとが。「いまからブルーリボン寿司に来んかー」と。行くか、夜中の2時に。 そして本日はご飯を食べるはずだったJ坊が「酔っ払ってばかなことをしでかしたら、怒りまくった彼女から一ヶ月の禁酒令をだされたので、行けません…」とのこと。 どんなお馬鹿を、とわくわくしつつも、春の訪れとともに酔っ払いが巷にあふれだしたのを実感。気をつけねば>じぶん…。


◆昨日の晩ご飯は紅鮭焼きに、この自家製(とうとうここまできおった。感涙)スプラウトとベイビールッコラ、バスク梨、山羊チーズのサラダ。
◆本日は赤ピーマン、玉ねぎ、グリーンピー入りイエローライス、塩豚とズッキーニ、赤ピーマンのバルサミコにんにく炒め、スプラウトとルッコラのサラダ。
2009.3.30 (Mon) in NY  ★★

新しい草履に慣れるため、ごく近所の買い物へ草履で出かけてみる。オレンジのコーデュロイ・パンツにヒョウタン刺繍のついた黒足袋に草履。こんなとき、ニューヨーク、とくにダウンタウンに住んでいるのはまことにありがたい。 サリーやターバンを巻いた人、とんがり帽子のユダヤ人のおじさん、奇抜なアーティストやホームレスの人々の間では、草履ごときでじろじろ見る輩は誰もおらん。 晩ご飯は、クックパッドで見た、「フライパンにパーチメントペーパーを敷いて魚を焼く」というレシピを試してみたのだが、紙にひっついてせっかくの鮭皮がはがれてしもうた。 あのつくれぽの成功率はなんなのじゃー。


◆先日エセックス市場にて買ったふしぎな野菜。人参とごぼうとラディッシュとビーツをミックスしたみたい。関係ないが、「あいのこ」って差別用語とはしらなんだなあ。
◆切り口が可愛くて、どんどんスライスしたくなる。ビーツでピンク色になったピクルスの汁に漬けたので、ますますピンクになる予定。
2009.3.29 (Sun) in NY  ★★★

変わった形の電球を探して近所をうろつく。照明器具街を見て歩くも、シャンデリアやランプの傘やフロアライトばかりで、肝心の変わった形の電球は見つからない。 諦めかけながら帰りにいつものハードウェア店を覗くと、あったー。灯台もと暗し。うちの近くには、中華街やユダヤ人街のほかにこの照明器具街や厨房用具街、床屋街などがあって、そのちまちま集中した感じの場所を歩くのは結構好きだ。 しかし探し物はというと、集中!の外側にぽつんとあったりするものなんじゃね、これが。今通いたいのは中国福州の麺屋街。この通りでしか食べられない麺はたいそう美味しい。


◆晩ご飯は、お酒持ち込みOK、しかも持ち込み料なし(最近とる店が多いのに)という太っ腹なベトナム飯屋へ日本酒持ち込みで@Slurp。むっちりなかぼちゃと豚肉餃子。
◆イカの塩胡椒揚げは、香菜や玉ねぎ、スパイスのトッピングやライムが効いて美味しい。


◆ご飯が進む海老と野菜とマンゴの炒めに、スープが普通のフォーよりコクがあって、やや甘めな牛肉麺。
2009.3.28 (Sat) in NY  ★★★

宅配のFresh Directにロック・シュリンプを見つけ、喜びいさんで注文。フロリダで食べて以来、ずうっと探しつづけているのだが、なかなか売っている店が見つからなかったのだ。 サニベル島の魚売り場でさえ、「あれは貧乏人のロブスターっていうぐらい美味しいんだけどねえ。うちの店には最近入らないねえ」と言われ、がっかり。 殻つきでないのが残念だが、塩でひきしめパスタに入れたらぷりぷりで美味しい。でも一番はなんといっても、殻つきロック・シュリンプにスパイスをまぶしてホイルで炭焼きしたもの。あつあつの殻をむいて口に放り込む、うう、あれだけのためにフロリダの田舎に旅したい。


◆ポパイのチキンとビスケット(結局食べた)にベイビールッコラのサラダ。食べろといわれれば何日でも食べられそうなスパイシーなチキン、美味しいジャンクはあまく危険な香り…。
◆本日の晩ご飯はロック・シュリンプとアスパラガスのファルファーレ・パスタ。ベイビーグリーンとかぼちゃの種と山羊チーズサラダ。
2009.3.27 (Fri) in NY  ★★

夕、意をけっして近所のポパイへフライドチキンを買いに行く。美味しいが、油っぽくて味も濃くいかにも体に悪そうなので、そうしょっちゅうは誘惑にまけて買わないようにしているのだ。 「そのぶん、サイドは省いて鶏だけを存分に味わおう」と勢いで6個も買ってしまう。レジのお姉さんがやたら愛想よかったのは、どの客もお得なセットメニューを頼むなか、 「ふふ、やるわね、あんたはうちのチキンの本格的なファンね…」と思ったからではなかろうか。そうよ、ここのチキンをリスペクトしているの、ビスケットやマカロニチーズなんかでおなかを満たしたりはしないわ…、とこちらも目で応えたのじゃった。 しかし。帰ってきたら、単品で買ったはずのチキンにビスケットが一つ入っているではないか。これはサービスか、そういう決まりなのか…ポパイめ。
2009.3.26 (Thu) in NY  ★★★

肌にまとわりつく霧のような雨。図書館。午前中は雪のなかの温泉のものがたり。午後はしごと先に見せるための画像をhtmlページ上で編集。これで重たいファイルをいちいちメール添付せずとも見てもらえるようになるので、便利だと思うのだがどうじゃろか。 数人に見せるだけなのに、いつものごとく必要ないところにまで凝ってしまい、フレーム表示にしたりとキリがない。凝り性はつらい。肩もこりこり。メールにてありがたい報せありて、東方に手をあわせる。 1月2月は、「水がめ座が12年に1度の幸運期だというのは、きっとデマにちがいなかろう。それとも私だけか」などとくよくよ腐っていたが、すこしずつ本当にすこしずつ平坦な線に戻りつつあるような。 突出しなくてもいい、平常心でいられれば、と昔から思いつづけておるが、これがなかなかに難しきものであり。
2009.3.24 (Tue) in NY  ★★

会計士さんが忙しい季節がやってきた。季節ごとめりはりある仕事ってなんだかいいのう。春に忙しい会計士やら、バレンタインに忙しいチョコレート店やら、夏に忙しいダイビングショップ…。 カキイレドキ、なる言葉は商人ふうで快活なひびき。言ってみたいねえ、いまがカキイレドキでねえ。晩ご飯は、うちの近所に住むロシア人のおじいちゃん会計士に書類を預けに来た手下と、ワイン持ちこみでベトナム飯屋へ@フォー・グランド。 牛肉グリルの野菜と米粉包み、ミニ春巻き、ムール貝のカレーソースで、え、いいんですかいと言う安さ。安くて美味しい店は不況しらず。手下の勤めるマットレス屋は、不況でカキイレドキどころじゃないらしい。


◆週末のお昼ご飯につくってみたメキシカン風オムレツ。中身はチェダーチーズにリフライドビーンズ、サルサヴェルデをかけて、ピタパンと。
◆平日のお昼ご飯のお供にかかせぬ、鰊の酢漬け。でも完璧な美味しさは、やはりブライトンビーチのロシアレストランまでいかなくては見つからぬ。 PS●昨日のこたえ→鼻笛です。これをクリスマスプレゼントに送ってきたジャナの真意はいったい…。そして親方は思いだしたように鳴らしている。そうか、楽しいのか、鼻笛が…。
2009.3.23 (Mon) in NY  ★★★

「結婚しました」「子どもできました」「離婚しました」の報がそれぞれとどく。どれもハッピーそうだったので(とくに最後の)、よかったよかった。おめでとう。と心でつぶやく。 お昼ご飯は、NYに来ておられるにいもとさん、ナッシーとイタリア食堂へ@フラランキーズ。シンプルきわまりないブロッコリ入りのにんにくオイルパスタが、んめえのう。 ナッシーとにいもとさんはいまどきの音楽の情報交換などしておられ、大昔で記憶がとまっている私はふむふむとメモをとる。10年ものあいだ聴きのがしていたライ・クーダーとアリ・ファルカ・トゥーレも早速注文。


◆晩ご飯はあまりおなかがすかず、ベイビールッコラとひよこ豆とパルメジャンのサラダのみ。
◆右の写真はなんでしょう。
2009.3.21 (Sat) in NY  ★★★

本日の酒屋のパンクねえさんとの会話「うちの母、高血圧にいいからって、毎日アボカドと赤ワイン一杯とひまわりの種を食べてるのよね」私「でもひまわりの種って高脂肪っぽい気がするけど」 「でしょ?でもこれが劇的に数値が下がったのよ!でもワインの味は全然解らないから$8のクロアチアのを飲んでるの」アメリカ人なのに自分に「桜」と名づけてしまう妹さんといい、個性派揃いのパンクねえさんのお宅だ。 パンクねえさんはいつもはロックTシャツによれよれジーンズだが、本日は珍しく髪をきちんとまとめ、お化粧までしていた。また高級ワインの無料試飲会にでも行くのだろうか…。


◆昨日の晩ご飯はポークローストのせイエローライス、芽キャベツのバルサミコ酢パルメジャンのせ、ターニップとにんにくピクルス。
◆本日は蟹とズッキーニのリゾットの余りで作ったリゾットケーキにシーザーサラダ。卵黄と混ぜて冷凍しておいたリゾットは餃子の要領でほぼ冷凍状態で焼くと形が崩れないことが判明。
2009.3.20 (Fri) in NY  ★★

学ばぬ二日酔いの梅干し茶啜りて、昨日の名残で動画検索などしてしまう。「天国注射の昼」のライブ画像におののく。歯のない町田町蔵から思わず目をそらし窓の外を見やると、雪がしんしん降っており。 ◆本日の映画;小津安二郎「東京物語」 広くせわしない東京をみつめる東山千栄子と笠智衆の老夫婦が哀しくて、やさしくて、哀しくて。
2009.3.19 (Thu) in NY  ★★★

着付け教室のあと、料理名人ヒロコさん、初対面のアヤコさんとご飯会@Kanoyama。ぐじ刺身、なまこの卵巣、生湯葉と雲丹、まだ動いている巨大な蟹、締めきびなごなどで舌福眼福あじわいつつ、気づけばINUやジョン・ライドンや電気グルーブ話。 いきなり心がひと昔前の渋谷屋根裏や下北ロフトあたりにひゅうと飛んでしまい、そこから1990年に初めてNYに取材で来たときのCBGBに飛行し(Rogueの皆さんはいまどうしているのだろう)、気づけば真夜中の和食店。人生とは、なんとパンクなことよ。
2009.3.18 (Wed) in NY  ★★★

興味深い体験をしに、川を渡ってブルックリンのゆきちゃん宅へ。なにか新しいことを、勇み足じゃなく、そこに救いを必死に求めるんでもなく、冷静に「ちょっと自分にとって面白いかも?」的な気分で挑戦するのはいいことじゃな、とつくづく思った。 気づくとお尻がずんずんずんずん重くなって地面にめりこみ、地下茎ができそうなのを掘り起こして風にあてる。その風の感じ方は自分次第なのだ、というようなこと。発見はどこにでもあるんじゃの。 同じようなノリで去年から料理と着付けを習っているが、先日は勢いで裏千家ニューヨークセンターに茶道教室の申込書を送ってしもうた。 現在空きがないとのことで、ちょっとほっとしているじぶん…。


◆晩ご飯はグリーンピーとズッキーニのファルファーレ、ペストソース。ロメインレタスとひよこ豆とセロリのサラダ。
◆ライ麦パンby親方。せっかく綺麗に焼けたのに、下に敷いたパーチメントペーパーが綺麗にはがれずに泣きそうになっておった。
2009.3.17 (Tue) in NY  ★★

こつこつと作業中。いったん書いた短編を、ゲラを反映させて雑誌掲載時の状態に戻し、そこからあらたに改稿…ということをとやっているのでなかなか進まず。 ずりずりずり(匍匐前進の音)。◆本日の映画;「Failure to Launch」 だめだめ男の設定のわりにあまりだめにも見えぬ主人公男はおいといて、両親のラブラブっぷりに目が釘付け。 こんな父さん母さんがいたら面白いと思うも、実際にいたらそりゃあ迷惑じゃろうよ。


◆晩ご飯は紅鮭(ワイルド・レッドソック・サーモン)のケイジャンスパイス焼き。ホッピング・ジョンにロメインレタスと山羊チーズのサラダ。
◆グレープトマトが昔懐かしいちゃんとしたトマトの味がしてびっくり。パッケージのトマト顔。こんな落書き、そういえばトマトが美味しかった子どものころ描いてたな。
2009.3.15 (Sun) in NY  ★★★

ご近所散歩中、オーチャード通りになぞの店が出来ているのを発見。その名もmastiha shop。ギリシャのヒオス島にだけ自生するマスティハの木からとれる樹液を使ったもの、あれこれを扱う店…らしい。殺菌、抗菌の効能があり、ギリシャでは古代からさまざまな病気予防に使われている…らしい。 ピロリ菌予防に効くそうだが、とりあえずピロリより歯医者さんが閻魔大王と同じくらいおそろしい私としては、虫歯菌退治に期待。早速ガムを買って噛んでみる。味がぜんっぜんしないガムを噛むという体験を初めてした。 どこでやめていいかわからないんですけど。とりあえず、口内の虫歯菌が息絶えていく様を思い浮かべつつ、延々といまも噛んでいる。


◆晩ご飯はサチコさんの店にてミニ懐石。このコースだといろんなものがちょこちょこ食べられ満足なり。茄子とえびこ煮にしめじとエリンギの柚子酢。じっくり焼いた茸と柚子がいい香り。


◆あん肝、ぎんだら西京焼き、花しゅうまい、鴨ロースト、胡麻豆腐、寿司(平目のえんがわにいくらサーモン、ここの名物、フォアグラの軍艦がとろける〜)、デザートに抹茶とあずきアイス。完食…。