Mar 2009 (1)



2009.3.14 (Sat) in NY  ★★

昨晩観たアッテンボローさんのお猿ドキュメントに感化され、バスで発作的にセントラルパーク動物園へ。いたいた、白い頬毛の可愛いシルバー・マーモセットに、マダガスカルのキツネザル、レムール。 ポケットにマーモセットを入れて散歩する自分を夢想する。ときどき手なんかつなぎたい。熱帯雨林ハウスにいたNicobar Pigeon(ミノバト)、うなじ(というのか)に流れる鮮やかな羽毛の優雅だったこと。 驚いたのは、北極グマがかじって遊んでいたバケツが売りにだされていたことだ。あの、がじがじに噛み跡がついてへこんだバケツも北極グマ・ファンにはたまらないコレクターズアイテムなのだろうか。値段を見てこなかったのが悔やまれる…。


◆晩ご飯はDresh Directのポートベロ茸とペストソースのホールウィート・ピザ。サラダにピクルス。毎日にんにくピクルス齧っていたら、蚊に刺されないだろうか…。
2009.3.13 (Fri) in NY  

13日の金曜日にふさわしき悔恨の二日酔い。晩ご飯は塩鯖、ブロッコリーセブ、料理教室で習ったサルサ・ヴェルデを作ったので、無理やり鯖にのせて食べた。いけた。 ◆本日の映画;アッテンボローさんのお猿ドキュメント観。マダガスカル行きへの夢がますます高まる。
2009.3.12 (Thu) in NY  ★★★

着付け教室の帰り、そのまま着物姿でアイリッシュ・パブから居酒屋へ。教室のあと、私がどこかに寄ると知ったとたん、まさこさん「ちょっとお待ちを!」と私の着付けを直してくださる。 これで人前に出るのは、それがたとえ酔っ払いたち相手であっても完ぺき主義のまさこさんには耐えられないのであろう。言い換えればそれだけ私の着付けが…。みなまで言うな。 かんぱち、鯵刺身、高菜炒飯、ゆで豚キムチあえ、ベーコンと椎茸スパゲティー。お酒は〆張鶴と銀盤。着物だとあまり食べられないからダイエットになる、とはどの口がゆうたん。


◆昨日の晩ご飯は前日のイカ炒めの残り、塩豚とししとうの炒めに蕪漬け。塩豚の脂だけで、ししとうが美味しく焼ける。
◆いつもの玉ねぎにんにくドレッシングにオリーブオイルに加え、レッドワインビネガーも入れてみたら、ほんわか甘い色に。
2009.3.11 (Wed) in NY  ★★★

料理教室へ@ソーホー。本日の主役はマカロン。なまえも形も味も可愛いこのものを発明したひとは、本当にえらい。いつもはお菓子に関しちゃ「私には無理でござんしょう」と逃げ腰なのが、 今回は作りたい気がもりもりわき、張り切ってメモをとる。そして汚い字でみっちり走り書きしたそのレシピ自体を、忘れてきてしもうた…。サーモンに添えたサルサ・ヴェルデも美味しく、パセリもレモン汁もケイパーも材料がそろっていたので、早速家でも挑戦することに。 レシピを忘れた私に、親切なヒロコさんがメールしてくれたので助かった〜。エプロン、スリッパにつづいて今回で三度目。いつも本当にすみません…。


◆レモンカードをはさんだレモンのマカロン製作中。簡単そうに見えて、材料のバランスもタイミングも繊細微妙でがさつな私にはやや不安な手順。
◆サーモンのセダーペーパー・グリル。セダーペーパーはお土産に4枚もいただいたので、家でつくるのが楽しみ(レシピ忘れてきたけど…)。


◆焼きあがったサーモンはほのかに木の香りが移り、身もしっとりふっくら。一緒に焼いた甘いマイヤーレモンを絞って。つけわせはブロッコリーラブのソテーとスパイシー・サンドライド・トマトのパスタ。


◆サーモンに添えたサルサ・ヴェルデ。自分で作ってみたら、レモンを入れすぎて酢っぱくなりすぎた〜。
◆出来上がったころころマカロン。食べるのが惜しい愛らしさ、といいつつ完食、そしてお土産用もあり。うしろに見えるのはころころなイースターの卵。
2009.3.10 (Tue) in NY  ★★

昨日は自分の意思で川を渡ったものの、今日は意に反してまたも川越えしてしもた。34丁目のメイシーズに行こうと地下鉄に飛び乗ったつもりが逆に乗り、あれよあれよと暗く長いトンネルをくぐり、気づけばブルックリン。 はからずも川を渡ってしもうたときの悔しさといったら、そりゃあもう。中央線の特別快速にはからずも乗ってしまったときの悔しさをまざまざと思いだした。 晩ご飯は韓国料理店にて巨大なユッケ、大皿のイカと野菜の辛味炒め、グリーンビーンのお好み焼き@ハンバット。
2009.3.9 (Mon) in NY  ★★★

川を渡って友人の新居へ。室内プールやジムの充実したゴージャスなビルに綺麗な室内。うちの築60年のおんぼろビルとえれえ違いじゃ。一番違いを感じたのはビリヤード台にモダンなカウチとキッチンをしつらえたラウンジ。 これに対抗するとなると、うちのビルの「老人会リクリエーション室」であろうか。「わざわざ川を渡ってきてくれてありがとうねぇ」と何度もお礼をいう友達に、いえいえ日帰り遠足気分を味あわせていただいて、と返す。 彼女いわく「私だってマンハッタンに住んでるときは、誘われても面倒でほとんど行かなかったから、気持ちわかるんだよねえ」そうなのだ、川を渡るのはたとえマンハッタンから地下鉄で3分でも、そこに「遠征感覚」がある。 アッパーウエストより下手すると近いのに、「ああ、いま川を渡っている」としみじみした心境になるのだ。川の魔法。ご飯は川近くのイタリアンでしみじみと、ペンネ・アラビアータ、蛸とじゃがいもサラダ、仔牛の椎茸ソース。
2009.3.8 (Sun) in NY  ★★★

山ほどの書類や数字と格闘。知恵熱で風邪がぶりかえすのを体感しつつ、必要添付書類をコピーしに外にでる。しかしどうしてこの辺にはコピーを取れる店が一軒もないのだろう。 やっと見つけたと思うと必ず「故障中」の紙が一ヶ月ぐらい張ってあるし。空き店舗を見るたびついやってしまうのが、「ここが○○の店になったらいいのになあ」というむなしい空想ごっこだ。 断トツ首位は日本食スーパーと文房具スーパー、Staplesか三歩ゆずってオフィスデポー。いまや本気でサンライズマートに電話し、「近くにいい空き物件があるんですがね、おたくどうですかい?」と声かけたくてうずうずしてしまう。 まずは一ブロックに何軒もあるネイルサロンを淘汰することから、街づくりを始めていただきたいものじゃと思う(えらそうに)。


◆昨日の晩ご飯は豚肉のバルサミコ・ロースト(いつものレイチェル・レイさんレシピ)、芽キャベツのバルサミコ焼きとバルサミックなゆうべ。
◆本日は親方が汗水流して作った蟹とズッキーニのリゾット(リゾット作りはまさに重労働、私にゃとてもできそうにない)、私が横でちょちょっと作ったベイビールッコラと芽キャベツサラダ。
2009.3.7 (Sat) in NY  ★★

朝目覚めたときに頭も歯も筋肉もそんなに痛くないとはなんとすばらしいことかしらん。大量のリークが効いたのかも。どこも痛まず、ご飯(と酒)が美味しい。 それ以外に求めることはないような気が、病気のときはする。そして直ってしまえばそんな殊勝な気持ちなどどこふく風、ふつふつごろごろと欲は戻ってくる。 調子づいてSakayaさんに行き、滋賀の七本槍というお酒を試飲し、加賀鳶一升瓶を抱え帰ってきたらまた咳が…。
2009.3.6 (Fri) in NY  

風邪、いよいよ本格的になりて朦朧。水分をとってもとっても鼻から流れていってしまう。しかし来月末の締め切りにむけ、キュラソー島のイグアナのごとく匍匐前進せねばならんのじゃった。 晩ご飯は大量のムール貝をリークとセロリ、香草でワイン蒸し。ベイビールッコラと山羊のチーズのサラダ。◆本日の映画;「ゾディアック」 追う者とここまでおいでと逃げる者の執念が、実話だからこそか淡々と描かれ、時々アクビしつつもこちらも執念で見通した。執念疲れは睡眠にわるい。
2009.3.5 (Thu) in NY  ★★★

風邪でよろめきながらも着付け教室へ。「お太鼓は下手だからおいといて、ちょいと角出しやってみよ」「角出しも難しいから半帯でひとつ」などと逃避志向丸出しの我に比べ、「私はお太鼓一筋よ!」と気合をみせるアンジェラ。 その横でなにをとっても完璧な帯結びの達人きょうこさん。着付けは人柄もあらわすから人の着付けを見るのもまた楽し。と思っていたら、まさこさんに憂い顔で釘を刺される。 「ゆるく着たいのはわかるのだけど、これはちょっとねえ」帯結びのまえに性格を改善せねば、と少なからず反省。


◆晩ご飯はホールフーズの365ブランドの紅鮭缶(Red Sock Eye Salmon)とグリーンピーのパスタ。ワイルドの紅鮭は一番汚染の少ない鮭とか。
◆レタス、玉ねぎ、クローバーもやしにベイクド・ポテトチップスのサラダ。袋の底のほうで小さなかけらになったチップス、サラダに使うと美味しい。
2009.3.4 (Wed) in NY  ★★

現実逃避のだったん蕎麦もやし作り。もやし作りの達人、スプラウトピープルのサイトを見ていたら、以前、張り切って注文した「キッチン・クロップ」のスプラウターはダメダメな評価になっており、がっくりうなだれる。 しかも戸棚内での栽培も空気の循環が悪いゆえ、いけないらしい。ダブルの悪条件。道理で失敗続きだったわけじゃ。晩ご飯は伊江島のきょうこちゃんとギリシャ・タパス@アンクルニックス。 世界の美術館についての楽しいお話をききつつ、イカと蛸のグリル、仔牛の胸腺、タラモや茄子やヨーグルトのディップなど。
2009.3.3 (Tue) in NY  ★★

風邪が黒いてのひらを広げ待ち構え、そこにまっさかさまに墜落したという感覚。零下8度のてくてく歩きと、暖房が暑すぎたので窓を開けて寝たのがたたったか。


◆晩ご飯はグリーンピーと玉ねぎのイエローライス、BBQシュリンプ(ピーマン、玉ねぎ、セロリ)。レタスと青海苔サラダ。
◆ニューオリンズで買ったまま忘れていたガーリックBBQソース、ケイジャンパワー! 自分のひょうきんなお顔をラベルにしちゃったケビンさんのケイジャンスパイスも愛用中。
2009.3.2 (Mon) in NY  ★★

いきなりの雪。切るような風が、ビルの表面に積もった雪を散らして煙のように流れていく。うう、家から出たくない。しかし日本からの速達を取りに渋々、郵便局へ。 配達員がズルしてドアまで届けてくれずに一階の郵便受けに勝手に不在届けを置いていくせいで、しかも再配達もしてくれないため、こうして取りに行かねばならぬことが何度あったことか。 雪のなか、ずっしり重いスカイワードの見本誌が入った包みを持ち帰ってくる。たかぎさんの撮った竹林の美しさ。吸い込まれるような緑のアーチに見入っていると、あの猿たちの鳴らす竹の音が、かーんかーんときこえるような。


◆晩ご飯は韓国じゃがいもラーメン(名前は忘れても、白と黒と赤のパッケージとじゃがいもの絵ですぐわかる)。竹輪とレタスの玉ねぎドレッシングサラダ、鰊の酢漬け、蕪のピクルス。
2009.3.1 (Sun) in NY  ★★★

古びた布屋にてピンク色の糸とまち針を買う@オーチャード通り。商売っ気のなさそうなおじさんが二人、世間話しながらのんびりやっている店。昔っぽい柄の布など掘り出し物がたくさんありそう。 まち針などでなく改めて気合を入れて出直したいと思うも、確かこの前買ったのも安全ピンとワッペンだけだったっけ。それにしても、この界隈のユダヤ人経営の店のウィンドウときたら、恐ろしいほど放置された状態なのが常だ。 どうしてああも手をかけないのか。埃やゴミだらけで、飾り窓というより掃きだめ状態。下着屋など数十年前の色褪せて古い形のブラジャーやガードルをそのまま飾ってある(というより放ってある)。 ウィンドウを飾りつけて客引きするなど、堅実な商売人のやることじゃない!という信念でもあるんだろうか…。


◆晩ご飯は七面鳥ハムとレンズ豆の煮込み(香菜、玉ねぎ、にんにく、タイム、オレガノ、クミン、コリアンダー)、レタスとかぼちゃの種と香菜のサラダ。竹輪と菜の花からしあえ。