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お ひ る ね 日 記 Oct 2008 (1) |
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| 2008.10.1 (Wed) in NY ★★ | |||
カレンダーの見本届く。あんなにちまちま、ちまちま、ちまちま(以下、継続)絵のうえにCGでコラージュしたビーズは、小さすぎて、み、見えない…。 老眼の瞼さすりつつ、「いいんじゃ、自己満足の世界なんじゃから。ビーズや石と戯れて楽しかったさなあ」とつぶやいても、ひとり。晩ご飯はなまずの香草コーンミール焼き。 イエローライス(赤ピーマン、玉ねぎ、グリーンピー)とレッドビーンズ。ベイビーグリーンと胡瓜、松の実、ネギサラダ。あ、カレンダー。 年末に資生堂の各店舗にてお客様用にくばられるみたいなので、資生堂をお使いの皆様はぜひもらってみてくださいね。と、日記のわりに語りかけ。 | |||
| 2008.10.2 (Thu) in NY ★★★ | |||
あったまくんなあ、プリンタ。なんでネットワーク共有できねんだよ、ったく、この忙しいのによう。と、まだレゲエ文庫ゲラのさなかゆえ、悪がき高校生あたま仕様で悪態ついてみても、ひとり。 夕、スパイス屋クリスチャン、ではなくカルスチャンにて、ナンとインドカレー買い。そのご近所でA坊C坊T坊C嬢らと久々の再会を果たし、大量のウィングを食らう@ロデオバー。 C嬢の綺麗な玉のような笑い声に今日も聞きほれた。 | |||
| 2008.10.3 (Fri) in NY ★★ | |||
いつもの果物屋台ではじめてバナナが売り切れていたので、仕方なく苺を買う。ロウワーイーストのこんな場所にまで、もしや朝バナナダイエットの波紋が? ◆本日の映画;「The Host」韓国版怪獣映画。本当に本当にこの映画、現代の韓国人が作ったの? 昭和の日本人じゃなくて? と疑う程にアナクロな画面はつっこみどころ満載。癖になりそうな味の監督だ。 | |||
![]() | 昨日の晩ご飯はなまずのコーンミール・スパイス焼き。イエローライス&ビーンズにスイスチャードの炒め煮。 | ![]() | 本日は、野菜あれこれにハマスをつけて食べたり、イエローライスでポーク丼をしてみたりと脈絡なし。 |
| 2008.10.4 (Sat) in NY ★★★ | |||
11歳になる男の子にあげるバイクの本を探しに本屋へ@ユニオンスクエア。しかしバイカーを夢見るお子様向けの品行方正な本ってなかなかないものだ。 グラマラスな革ジャケのおねいちゃんや刺青ワイルドなハーレー乗りが表紙を飾る雑誌ばかり。どうにか教習所の教科書みたいな本を見つけて買う。 面白そうかと問われれば、バイクは後ろに乗るのが専門の我にはとんと自信なし。その子の親のことも念頭におきつつプレゼントを買うのは、自分が子どもだったら何ともつまらないことよ、と思うのだが、やはりそうしてしまう。 情けないものだ。帰りにグリーンマーケットで若いルッコラと若い芋を買い。 | |||
![]() | 晩ご飯は海老のガンボに、コーンブレッド。コーンブレッドのぽさぽさ感をガンボで補う口のなか。字余り。 | ![]() | 一個ゆでたらすごい量になったカリフラワーを、カスピ海ヨーグルト+にんにく味噌+パルメジャン+手作りマスタード+塩胡椒であえたソースにパン粉ぱらりで焼いてみた。 |
| 2008.10.5 (Sun) in NY ★★★ | |||
図書館、ベーグル屋、ご近所ファーマーズ・マーケット。なるべく流通の手が入らない、つくった人から直接食べ物を買えることの安心感。 もっと人の集まる場所はたくさんあるのに、こんなところまで毎週来てくれてありがとうという感じだ。でもここもあと1ヶ月で閉店なのがさみしい。 長い冬の間はあったかい根菜などぐつぐつ煮て食べようかと、映画「タンポポ」を観つつ思う。若人な雰囲気の渡辺謙にほほえむ。 | |||
![]() | 晩ご飯はパランパラというやけに陽気なブランド名のインドカレーの素でつくったラム・カレー(ラム、オクラ、グリーンピー、玉ねぎ)、ナンにイエローライス。 | ![]() | ラディッシュと梨とベイビールッコラのサラダは、マスタードとバルサミコとオリーブオイルをしゃかしゃか混ぜたドレッシングで。 |
| 2008.10.6 (Mon) in NY ★★★ | |||
着付け教室。半幅帯の変わり結びに夢中になるのは、うまく名古屋帯でお太鼓ができないことの逃避なるか。終わってゆきちゃんと居酒屋へ直行し、はまち刺し、たこ唐あげ、豆腐チーズステーキに焼きおにぎり。 帰りに二人で逆方向の地下鉄に飛び乗り、気づいたら川を越え、降りたこともない「ルーズベルト島駅」だった。「ともそが自信満々で、この電車でいいっていうから…」 と責められるも、 方向音痴の人間はいつだって自信満々なんじゃよ。だから一生、方向音痴なんじゃよ…。 | |||
| 2008.10.7 (Tue) in NY ★★ | |||
あたまがまだ映画「タンポポ」仕様ゆえ、ラーメンを食べに行く@麺くい亭。しかし本日のメニューにある「大きな秋刀魚」に惹かれ、つい大きな秋刀魚と小さな叉焼丼を頼んでしまう。「大きな」の文字が輝いて見え…。 出てきた秋刀魚は、日本のこの時期なら多分普通サイズ、NYではちょいと嬉しい「やや」大きめサイズ。他の皆は初志貫徹し、おいしそうにラーメンを啜っていた。 「やや」大きめ秋刀魚が美味しかったので後悔はないぜ、と負け惜しみ。他に小さなあん肝や普通よりやや小さい海老ニラ餃子。 | |||
| 2008.10.8 (Wed) in NY ★★ | |||
明日から旅にでるため、ぴしゃんの物語と絵に、小説すばるの短編ととフル稼動。追われるようにやったからとて、決して「やっつけ」じゃあないことよ、と誰にともなく言い訳しつつ。創作終えて、旅荷物の創作。 トリニダードは雨季で蚊が多いらしい。たちうちできるだろうか、どんな蚊をも引き寄せる蚊フェロモンを放つこのわたくしに…。仕事道具よりまず先に、軽く十種類は越える蚊よけグッズを詰め込む。 晩ご飯はルッコラと梨のサラダ、ミニ胡瓜とラディッシュのハマス添え。先日作ったカレーはカリフラワー、新じゃが、オクラなど入れて増量をもくろむ。 | |||
| 2008.10.9 (Thu) in Trinidad ★★★ | |||
さて本日からトリニダードへ。デルタ航空で5時間南へ飛ぶと、そこはカリブの南国トリニダード・トバゴ共和国。この島に来なかったら、私は多分、いやきっと小説を書いていなかっただろう(だとしたら今ごろ、何してるんだろう? 多分、露天商か)。 そのぐらい12年前の旅はじぶんのなかで濃ゆくて熱くて大きかった。「濃い」んじゃなくて「濃ゆい」のだ。色々書きたいと思いつつ、諸般の事情により今はまだあまり詳しく載せられないので、食べ物関係を中心に…(あ、いつものことか)。 晩ご飯は海を見ながら、ホテルのテラスで海老サラダ。風がぬる熱く、そうそうこれじゃった、帰ってきたなあ、という気分になる。 | |||
| 2008.10.10 (Fri) in Trinidad ★★★ | |||
市場で野菜果物の色鮮やかさに見とれ、国立博物館でミニチュア版パン・オーケストラ人形の可愛さに見とれる。車で島のおもに島の北西部をまわり、竹林で猿に侵入者扱いされ、どきどきする。 でもこの島の猿はひと同様シャイなのか、降りてきていたずらしたりはせず、枝のうえでじいっとこちらを睨んでは威嚇。すみません、お邪魔しました。ただいま雨季の最中とかで、 ものすごい土砂降りで通りが大洪水になったかと思えば、その数時間後には水が綺麗さっぱりひいている。あの泥水、どこへ行ったんだ? と思うほどの素早さにびっくり。 晩ご飯は、セントジェームスの屋台で鶏とじゃがいものロティ、鮫のフライサンド。ああやっぱりこの島のロティは最高。 | |||
![]() | 市場。真ん中の緑色の葉っぱは、カラルースープなど料理によく使われるシャドゥベニ。コリアンダーの一種でいい香り。うちのベランダで育てたい〜。 | ![]() | ペッパーソースもたくさん売られている。持ち帰りたいのは山々なのだが以前、機内の気圧で瓶の底がぬけて荷物が辛〜〜い汁まみれになってからは、躊躇…。 |
![]() | お昼はアリアパタ通りのカリプソ風な雰囲気が可愛い食堂にてローカルフード@ベニマンジュ。 | ![]() | キングフィッシュの愚リルルに、煮込んだ豆とご飯。ブロビジョンという芋をマッシュしたものも美味しかった。 |
| 2008.10.11 (Sat) in Trinidad ★★★ | |||
朝はまたまた市場へ。今日は庶民的なアリマ地区の市場。ポート・オブ・スペインの雑踏をうろうろして「アジノモト」の看板に目をひかれる。 晩ご飯は、ファティマ大学のOBのおじさんたちによる料理イベントへ。スタッフィングしたブルークラブ、魚のフライ、ラムのカレー。どれも凝っている。カリブのおじさんたちは皆こんなに料理上手なのだろうか。 (多分違うな)。夜、レネゲーズのパンヤードにて(一方的に)感動の再会。 | |||
![]() | 朝、道端のおじさんに「あちらのご婦人にも一つ」と奢ってもらった(笑)ダブルス。クミンで煮込んだひよこ豆が入ったストリートフードなのだが、これが美味しい。毎日食べたい。 | ![]() | ダブルスを売る屋台は、どれもなぜだか一段高いのが謎。小学校の体育の授業でやった「ポートボール」を思いだす。 |
![]() | ポート・オブ・スペインの通りで見かけた「アージノモートー」。NYチャイナタウンだと「ノー・アジノモト!」のサインはよく見かけるが、こんなに堂々と…。 | ![]() | きょうかい荘厳な建物も、横に椰子の木一本あるだけで雰囲気がぐっとエキゾチックになると思うのは、私だけだろうか。 |
| 2008.10.12 (Sun) in Trinidad ★★★ | |||
トバゴに発つ前にひとりで町を散策、早速迷う。12年前に比べ、かなり犯罪率があがっているようなので、ひと気のない通りをそそくさと戻り、ローカルフードの店で山盛りの昼ごはんをたべる。 夕、ドバゴ島へ。静かなこの島のどこからこんなに人がわいてきたのかと思うほど賑わうサンデースクールで、ブルックリンから来たという女性に出会う。「トバゴにもビーチバムがたくさんいるのよ」と耳打ちされた。 トバゴのジゴロ、語呂がいい。 | |||
![]() | お昼に食べたとうもろこし粉のクークーと鶏のシチュー、キャベツ蒸し。晩ご飯は、トバゴにてバラクーダの蟹詰め、パンの実のグラタンなど。 | ![]() | トバゴのホテルのベッドや洗面所には南国の花と葉っぱで描かれたメッセージが。なんとロマンティック。しかしよく見ると、花のにおいに惹かれて蟻んこたちが(泣)。 |
| 2008.10.13 (Mon) in Trinidad ★★★ | |||
漁師小屋で魚の押し売りをされた後、ピジョンポイントから出るグラスボートで海へ。ナイロンプールの海と砂は若返りにいいらしい、と聞き、皆で砂を手足になすりつけてみる。 夜、漆黒の闇をぬけてトバゴのパンヤードへ。トリニダードの実力派パン奏者が奏でる音も素晴らしいが、トバゴの子らが叩くたどたどしいパンもまたよき音じゃのう。 | |||
![]() | 朝ごはんはサダ・ロティにトマトの煮込み、ソルトフィッシュに果物@イグアナ・カフェ。 | ![]() | トバゴの浜辺名物、クラブ&ダンプリング。もちもちしたダンプリング(限りなくすいとん風)に蟹のダシがしみこんで、ううむ。 |
![]() | ビールはカリブにスタッグ、シャンディというアルコールが少しだけ入ったドリンク(生姜味やライム、ハイビスカスがあり)。しかし炭酸が苦手な私はもっぱら昼はお水に夜はラム。 | ![]() | ホテルの窓から見下ろしたトバゴの海。海の透明度はやはりトリニよりトバゴに軍配が。トリニダードの海は荒くて男っぽいが、トバゴは穏やかでおっとり、母のような海。 |
| 2008.10.14 (Tue) in Trinidad ★★★ | |||
トリニダードに戻り、パンを作り始めて早18年のパン・ビルダー、カーティスさんに話をきく。夜はレネゲーズのアンドリューさんに話をきく。パンに始まり、パンに終わる1日を送っているひとたちがこの島にはたくさんいる。 日本人やアメリカ人はコンビにの前あたりでつるんでいるが、こっちの人はパンヤードの周りでつるむのだ。それにしても毎日毎日の密度が濃い。帰ってきたばかりのトバゴがもうはるか彼方のことのよう。 もう少しトバゴの海に浸かって、若返りたかったなあ。1日10年の計算で三日ぐらいは…(無理)。 | |||
![]() | グラスボートから見た陸。椰子がぽこんと飛び出ているところを手でさわさわ撫でたい感じ。どんな巨人だ。 | ![]() | 私をぬかす女性陣がお買い上げした、手編みのビキニ。ジャマイカでも編みながら売っている男の子(!)がいたっけ。 |