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お ひ る ね 日 記 Sep 2008 (1) |
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| 2008.9.1 (Mon) in NY ★★★ | |||
レイバーデーなので労働せず。中華街の路上で豆腐を買うたり、やる気のない修理屋兼、床屋のおっさんに不安になりつつ腕時計を託したり、フィッシュロースターで恐る恐る鰯を焼いてみたり。 果物屋台がまた消えてしまったのが心配。またポリスに職務質問されていたというから、何かあったのだろうか。というより、道端の一露店に関しこれだけ詳しい情報がすぐに行きかうのもなかなかすごい。五人組政策か。 晩ご飯は鰯の塩焼き、イエローライス(玉ねぎ、赤ピーマン、グリーンピー)、きちんと大豆の味がする豆腐のサラダ。 | |||
| 2008.9.2 (Tue) in NY ★★ | |||
来月のトリニダード行きのビザ申請のため、大使館サイトにメール。それにしても申請に必要な書類ときたら、「うちんとこの国は観光客なんか、ぜーんぜんいらんけんね」と言うかのごとき、ややこしさなのはどうなのか。 ちなみにアメリカ市民にはビザが必要ないらしい。そりゃ不公平ってもんじゃありませんかい旦那、とは無論メールには書かず。 | |||
![]() | 晩ご飯はヘルズキッチンのイタリアワイン食堂@La Vineria。野菜がどれも美味しいお店じゃった。これはシンプルな蒸し野菜。セージやフェネルがいい香り。香草はえらし。 | ![]() | ベイビー・アーティチョーク(これだけで無条件に頼んでしまう)、ラディッシュ、コーン、いんげん、パルメジャンのサラダ。シンプルにオリーブオイルとレモンで。 |
![]() | Passatelliなる、エンジェルヘアを細かく切ったようなパスタにFin Crabのラグー。フィン・クラブとはなんぞや?と思いつつも、蟹ダシが効いていておいしい。 | ![]() | カルパッチョもボタンマッシュルームにセロリと野菜たっぷり。この後、男どもはまたしてもあまーいデザートにあまーいポートワイン。唖然とながめる辛党の我。 |
| 2008.9.3 (Wed) in NY ★★ | |||
果物屋台がもどり、ほっとする。そういえばソーホーに住んでいたときも近所の果物売りのおっちゃんが気まぐれだったな、と思いだす。天候がちょっとでも悪いと店をあけず、天候が良くても時々休み、あげく他の人に店を売ってしまって、いまじゃもう見かけない。 私が万一、屋台をだしたら間違いなくそんな店になるであろうよ。午後、今日は痛い検査だと思ってびくびくして出かけるも、それほど痛くない検査でまたまた、ほっ。 晩ご飯は鶏とアスパラガス、赤ピーマンのバジル炒め(醤油、オイスターソース、ナンプラー、メープルシロップ、チリソース)。豆腐とはと麦サラダ。イエローライスとブラックビーンズ。 | |||
| 2008.9.4 (Thu) in NY ★★★ | |||
料理教室。ル・サークにいらっしゃった先生のヒロコさんは素晴らしき料理の腕前なのだが、そして本日のクラブケーキも今まで食べたなかで絶品だったのだが、昔話をするときに (当時の給食の中身や、いまどきの方には通じない懐かしいTV番組)いちいち私に同意をもとめられるのが、やや気になる…。一人、生徒の平均年齢をあげているのは、絶対的にこのわたくし。 晩ご飯は海老とエンダイブ、ネギのごま冷やし中華。白菜のツナ入り煮びたし。 | |||
| 2008.9.5 (Fri) in NY ★★ | |||
案の定、トリニダード大使館からはメールの返信が来ないため、やむなく電話。昨日は30回かけて繋がらず、本日ようやく繋がった。必要書類は残高証明に現地の人の招待状に雇用証明に写真にマネーオーダーに、とてんこもり状態。 雇用されていない証明なら出せるんですけどねえ、と心で哀しくつぶやく。◆本日の映画;「The Big Easy」 ニューオリンズの汚職と不正。本人がその仕事のやり方を汚いと思ってなけりゃ、本人にとっては汚職でないんでないの。と思っていそうな方々は、多分、とても多し。 | |||
![]() | 晩ご飯はチャイナタウンの餃子屋で買った手作り餃子、これは目の前で作っているので怪しくないアル。もちもちな皮がうまし。 | ![]() | ゆで白菜のふりかけマヨ・サラダ。大量に白菜が消費できるのがよろしね。 |
| 2008.9.6 (Sat) in NY ★★★ | |||
親方は朝からガンボ作り。ザリガニはシーズンが終わったので、有頭海老でダシをとっている。それなのに「海老は頭と殻をとったほうがいいかなあ?」と訊くので、「それでは意味がないのでは」とこたえておく。 夕、ホールフーズであれこれ買って戻ってくると、雨嵐。またベランダの椅子が吹っ飛んでしまうと大変なので、慌てて室内に入れる。 ◆本日の映画;「All Through The Night」ボギーの映画を観るたびに、ニヒルとキュートの関係について考えさせられ、物語の筋についていけぬことしばしば。 | |||
![]() | 晩ご飯はシーフードガンボにホッピンジョン。ニューオリンズの「ガンボ・ショップ」のレシピは美味しい。ああニューオリンズが呼んでいる、るるる。 | ![]() | めずらしく新鮮なビーツの葉っぱがファーマーズ・マーケットに売っていたので、梨とエンダイブの細切りとでサラダに。 |
| 2008.9.7 (Sun) in NY ★★★ | |||
うちの近所には怖い店が多い。むっつり不機嫌な時計修理屋(兼、床屋)、ちょっとでも面倒な釣銭が発生すると叱られるベーグル屋、店をあけているのに「何で来た?」といわんばかりの文房具屋(客がいたたためしなし)。 偶然の一致か、すべてユダヤ人のおっちゃんたちの店だ。いつも粗相がないよう緊張するが、ある意味、こんなに愛想がないのも感心してしまう。「どうしてそんなに自分の素をだせるのか!」という敬いというか羨ましさというか。 こういう店では客も修行。と言いつつ、その後に寄った愛想のいい路上ファーマーズ・マーケットで「これだよねえ、客商売は」とほっとする小心者。 | |||
![]() | 晩ご飯はホールフーズで買ったブラットワース・ソーセージ、じゃがいものにんにくチーズ焼き。 | ![]() | 本日買った梨。写真に撮ると普通だけど、ちっちゃさが微妙に可愛い。ほかにマスタード・グリーンなど。 |
| 2008.9.8 (Mon) in NY ★★ | |||
朝からドアががんがん叩かれる。またも嫌な予感。おそるおそる開けると、廊下で工事をしてる人たちがドアにペンキを塗るから、という。1時間は開けっ放しにしておいてくださいね!と言われ、ドアを開けっ放しに。 うう、落ちつかねえー。しかも3時間は経ったのでもういいかと出かけようとすると、鍵がしまらない! 乾かせば落ち着くかと思い、そのままあけておいたら、気づいたのは真夜中の3時(トイレに起きた)であった。 ふー、くわばら。そんなここは昔は危険地帯と言われたロウアー・マンハッタン。晩ご飯はガンボの残りにホッピン・ジョン、マスタードグリーンのにんにく炒め。 | |||
![]() | 満開、ニラの花。蜂がすきなようで、まわりを飛び交っている。 | ![]() | 紫蘇は、こまめに摘心していたら1本の茎から脇芽がぐんぐ伸びて葉がわさわさと。よこで、ややおれ気味な茗荷さん。今年も収穫はだめだった〜。 |
| 2008.9.9 (Tue) in NY ★★★ | |||
ペンキも乾いてドアはようやく閉まるようになったが、これがものすごい力を要するので困りはてる。築50年の建物だし、ペンキの上にペンキを塗り重ねりゃ、そりゃあドアは膨張するよなあ。 しかし毎回、開け閉めのためにこれじゃ先が思いやられる。夕、外にでたら確実に夏が終わる合図の風が吹いていた。◆本日の映画;「ミステリー・トレイン」そうそうメンフィスはこんな風にけだるく埃っぽい町じゃった。 そうそうジョ・ストラマーはこんなに格好よかった。そうそう工藤夕貴の胸は意外に大きかった。と何かと、そうそう、の多い映画を作るひとだジャームッシュは。 | |||
![]() | 晩ご飯は和食@清水。鯖、小肌など光り物あれこれに巻物各種。しずかで落ち着いた店内で、私たちのばかっ話に思わず吹き出す店員さん。…すみません。 | ![]() | 他にもいかげそワタ炒め、あん肝、あなご天ぷら。連れの一人、ワタ炒めに「この味、どこかで食べたことある! 鰯だ!」と大声で。思わずウェイトレスさんに謝った。 |
| 2008.9.10 (Wed) in NY ★★★ | |||
やはりドアの開閉がきつすぎるゆえ、管理事務所に「なんとかしておくんなせい」と泣きつく。結局、ペンキを塗った個所を電動ヤスリでがーっと削ってもらったが、もともと古いドアがますますアンティーク仕立て(=ぼろい)のまだら塗りになってしまう。 いっそ最初から塗らなけりゃよかったのでは?、いや最初にヤスリをかけてから塗ればよかった話では? などと考えても無駄なだけ。紫蘇が今年はふさふさと豊作ゆえ、穂紫蘇ができて葉が固くなる前に「大葉にんにく醤油」なるものを作ってみる。 しかしこぼれ種なので香りが薄く、醤油に「原了郭の紫蘇塩」を足してみた。こちらもなんだか本末転倒。晩ご飯は久々のりまじとイタリア食堂@フランキー17。 グリルした野菜やMulletのパスタを食しつつ、インド、ミシガン、メンフィスと話題は世界をかけめぐり。 | |||
| 2008.9.11 (Thu) in NY ★★ | |||
来年のこの日辺りに出す本のための短編を、ゆっくり一文字ずつ書いており。焦っちゃいけねえ。だって七年前には一文字だって、一枚の絵だってかけなかった日々があったんだからさ。ってなこと、思い出しつつ。 夜空には追憶の光の柱。晩ご飯はサーロインステーキに黒目豆ご飯、芽キャベツ焼き。さてステーキは実験をしてみることにした。一枚はグレープシードオイルと赤ワインでマリネしたもの。もう一枚はマリネなし。 両方を直前にモントリオール・ステーキ・スージニングをさっと振りかけ、焼いてみた。結果は…どう食べても…同じじゃ! 同じならマリネしないほうが楽、に百票。 | |||
![]() | この前から探し回っていた、お料理教室で使ったLa Morenaのピックルド・ハラペーニョ。灯台もと暗し、近所のスーパーにあり。憂いをふくんだ伏し目がちの瞳がすてき。 | ![]() | ブラックベリーとバナナのヨーグルト。作り始めてもう何年になるだろう、カスピ海ヨーグルト。 |
| 2008.9.12 (Fri) in NY ★★ | |||
雨のなか、レスポのセールをさっと流すも、物件に出物なし〜♪と思わずスウィンギング・バッパーズの一節が心に流れる。ステラ・マッカートニーのシリーズは柄は可愛いが、重すぎるのが惜しいなあ。 物欲をみたすため、戻ってきて妹のためのジーンズをヤクオクる。ヤフオクっている間だけ我がウエストは26インチ(ふっ)。晩ご飯は海老とピーマン、玉ねぎの炒め、リフライドビーンズ、ホワイトコーンのトルティーヤ、マンゴとピクルド・ハラペーニョのサルサでメヒコ風。 ◆本日の映画;「King Creole」プレスリーinニューオリンズ。 この映画の黒っぽい選曲がいちばん好きかもしれぬ、と思わず手元のコードブックを出してみる自分。ちなみにどうしても邦題に納得いかないときだけは、英語を原題表記にしている。 中途半端ですまぬことだ。 | |||
| 2008.9.13 (Sat) in NY ★★★ | |||
十五夜近いので、チャイナタウンは月餅を買っている人が目につく。やたらと大げさな赤い箱に入月餅をいそいそと抱えて帰るひとを見て、何かに似ていることに気づく。 そうだ、クリスマスケーキ(バタークリームの古典的なやつ)を買って帰るひとみたいじゃん。◆本日の映画;「ミス・ポター」ああ絵は描くのでなく生むことだったんか! というようなことを知らしめてくれるほどレニー・ゼルウィガーの演技は素晴らしや。 | |||
![]() | 晩ご飯は親方にビール尻鶏をリクエスト。鶏は7ポンドもある巨大チキンをオーブンによっこらしょと入れ、その隙間ですかさずビーツも焼く。小さなエコ(ちがう?)。 | ![]() | 混沌としたビーツのホイル包み。茎を根もとから切らないのは、そのぶん乾燥しないかなということで。 |
| 2008.9.14 (Sun) in NY ★★★ | |||
近所でやっているピクルス祭りへGo。今日は「インターナショナル・ピクルス・デイ」らしい。国際的なわりに、来ているのはロウアーイーストのご近所さんばかりなのは、これいかに。 去年は辛〜いキムチをたくさん試食した後にアイスクリームを食べ、腹痛で七転八倒したのを思い出し、今年はどんなに口が辛くなっても食べんぞ、と心に誓う。しかし! あれこれと酸っぱいもの辛いものを試食した後、最後に知らずに渡されたのがピクルス・アイスクリームだった!微妙だが美味しい、とかではなく、微妙なままで終わる味…。 晩ご飯はポークジンジャー・ソテー、ブロッコリのにんにくねぎソース、雑穀玄米、ハラペーニョの酢漬け(祝ピクルス・デー)。 | |||
![]() | いろんなピクルス屋さん(キムチ含む)が出店しており、ひとびとは列になって延々と試食しまくり。 | ![]() | 迷った末に買わなかったピクルス・タンクトップ。来年も迷うだろうが、多分買わない…。 |