お ひ る ね 日 記
Aug 2007 (2) 

page bottom h o m e d i a r y


2007.8.15 (Wed) in Ebina    ★★★

自分の視力がよくなった勢いで、どう見ても問題ありげな母を強引に眼鏡屋に引っぱっていく。なにしろ人から「貰った」処方不明の老眼鏡を長年使い、おまけに酷い肩凝りだというのだ。 「ものすごくよく見えるし、問題ないのに」という母の主張とは裏腹に、結果は「まずはきちんとした眼科で検診をうけられては」とやんわり追い返されるほど強度の近視&老眼。 母の「あのひと(検眼してくれた親切な女性)間違ってるんじゃない?」という声を聞かぬふりで、出直すことに。妹は買う気もないのにちゃっかり検眼してもらい、老眼ではなく遠視といわれ喜んでいる。 若返った気分らしい。遠視と老眼どう違うのだろう…。目には問題ない姪もフレームをかけまくり遊んでいる。あいすみません、と手ぶらで眼鏡屋を後にする。 しかし視力の自己申告もあてにならないものだ。「0.1」で「すごく良く見える!」とは我慢強いのか、実際に見えていないことに気づかないのか…。 晩ご飯はカツ煮、水菜と錦糸卵の胡麻サラダ、おくらめかぶ納豆、明太子。
 
2007.8.16 (Thu) in Ebina    ★★

ネット接続は当然のごとくダイアルアップ。ファックス機はいまだ紙がとぐろ状に渦巻く古代機種。と、今だに実家はアナログな私から見てもかなりのアナログ環境だ。 今日はCDラジカセを買いに行くというので付きあったら、今だに「カセットプレイヤー」付を探している。「ラジカセ」の「カセ」部分、いまだにかなり重要らしい。 「もうCDのみに切り替えたら?」と諭しても「いやいや、まだ聞くから、テープは」。うーん聞くのか。実家に帰ると、こんな自分もちょっぴりデジタルなおしゃまさんに思えるのがほのかに嬉しや。 晩ご飯はたことトマト、アスパラのマリネ、めかぶ納豆、一口かつ、舞茸とレタスの胡麻サラダ、葉生姜。あまりの猛暑に寝不足気味。
 
2007.8.17 (Fri) in Ebina    ★★★

ファックスでアスタのインタビュー・ゲラ返信。送信は紙が丸まらないから、まだいいやなあ。午後、渋谷の病院でやや痛い目をみた後、東急ハンズを数時間ほど堪能。 どの耳栓がいちばん効果あるかで小一時間迷う。 夜は集英社Y本さんと久々の再会@佐賀。その名の通り、美味しい佐賀料理などいただきつつ本の話、キューバの話。考えてみると、東急ハンズ周辺でほぼ半日を過ごしたことに気づく。 センター街で夜通し過ごしちゃってさ、というよりはまだ聞こえいいかと。
 
2007.8.18 (Sat) in Ebina    ★★★

母の眼科、そして院外処方箋を手にまたもや眼鏡屋へ@町田。あまりの度の強さに、レンズ取り寄せで割り増し料金だそう。自分の目のほうは術後10日経った今、なかなか好調。 一週間ほど続いていたかすみ目も段々とれてくる。でもまだまだドライアイ。明後日はいよいよアメリカ帰国だが、日米どちらにいてもホームシックなる感傷的な感情はさしてわいてこず。 今いる場所が自分のそのときの居場所、とあっさり納得してしまうというか。乾き目に、乾き心。場所よりは、その場で過ごした過去の時間を垣間見るときのほうが、感傷に襲われる。 場所は、ありさえすりゃ交通機関を使っていつでも戻れるが、うしなった時間にゃ戻れないからね。晩ご飯は春巻き、からすみ(伊豆土産)、卵とキャベツ、ポテト、コーンのサラダ。
 
2007.8.19 (Sun) in Ebina    ★★

あらまあ、冷奴用のミョウガが切れてる!奥さん一大事よ!と慌てていたら、ピンポーンとお隣さんが現れ、山ほどのミョウガを持ってきてくださった。漫画のごときタイミング。 くわえて山ほどのモロヘイヤとオクラも。晩ご飯は鰤焼き、男前豆腐、モロヘイヤとオクラおひたし、納豆の梅あえ、からすみ、塩辛おろし。薬味のない人生なんてさ、とつぶやきつつ、明日の帰国準備。 今回もしょうもないものを買いすぎたせいで、鞄はぱんぱん。
 
2007.8.20 (Mon) in NY    ★★★

成田発NYへ。日系の航空会社にくらべ、米系はうーんと辛かあ。お隣の席の靴デザイナーの男性と、シートがあまり倒れない辛さや食べ物の辛さなど、各種辛さを分かち(グチり)あう。 私は偶然アメリカン航空のHPを見て和食を予約していたが、そのひとは知らなかったらしく、断られていた。 「あらーもう終わっちゃったのよー、この方(私のこと)みたいに事前に予約しないといけないのよー」とカジュアルに一喝され、「じゃあなんでメニューにのせるんだ」とうなだれステーキを食べており。お気の毒…。 中国の田舎に6週間も出張していて心底さっぱりしたものが食べたかったらしい。戻ってきて、カーディガンを裏表に着ていたことに気づく。 機内からだから、かれこれ…二十時間ぐらいか。晩ご飯はご近所のジューイッシュ・デリでウィングスとオニオンリングとささみフライのミニ・サンプラーを頼んだところ、 「間違ってジャンボになっちゃったけど、お代はミニでいいわー」とまたカジュアルにいわれ、巨大な皿が運ばれてくる。1/4ほど食べ、お持ち帰り。
 
帰った早々出迎えたのは部屋一杯に積まれたキャビネットの山。このせいでテーブルも置けず、毎日床で食事する羽目に。一体、工事開始はいつ?とは怖くてもう思考も働かず。 日本滞在中にお亡くなりになったのでは?と恐れていたミョウガたちも、微妙に葉先を枯らしつつも健気に生き延びてくれた様子。花なんて咲かずともよい、生きてくれれば。
 
2007.8.21 (Tue) in NY    ★★

時差ぼけ廃人。夢のなかではさみ女に追いかけられ、怖しかった。巨大なはさみをちょきちょき鳴らし、追っかけてくるのだ。家のなかは台所改装を控え(というよりまだ始まってもおらず…泣)ものすごい状態ゆえ、ばたばたと掃除。 疲弊。午後、早速日系マーケットで、納豆、キムチ、酒などの買出し。チーズ屋さんでチーズとグレープシード油も買う。あのちっこい葡萄の種から油をつくるひとのことを考えると気が遠くなる。 実際は機械でやってるんだろうけれど。晩ご飯はほうれん草とフェタチーズと胡桃サラダの上に、昨日の残りのささみフライをのせたもの。
 
2007.8.22 (Wed) in NY    ★★★

時差ぼけ老人。ご近所散歩。マゾでもマッチョでもなく、マッツォ(ジューイッシュのクラッカー)製造店をじっと覗き込む。職人の集う場所はどこでも見ほれる。食ならなおさら。 昼から巨大なビスケットにトマティーロ・サルサや卵ののっかったものを食べる@クリントン・ベーカリー。ああうめえ!と思うところがすでに、和食の日々から瞬く間にシフト転換しており。 晩ご飯は鮭の香草焼き、エンダイブとほうれん草、フェタチーズのサラダ。芽キャベツとネギ焼き。本日の映画;ケイリー・グラントとキャサリン・ヘプバーン「Holiday」。 見ながら怒り心頭。妹が恋人と別れた途端、「私がもらった!」といってハッピーエンドとはなにごとぞ。
 
2007.8.23 (Thu) in NY    ★★★

時差ぼっけーの。メイシーズの地下台所用品売り場を、親方は目をぎらつかせ徘徊。カウンターで仕切られ、関係者以外立ち入り禁止のショールーム風ディスプレイの奥に気になる調理器具入れを見つけた。 親方、こっそりドアを開け(鍵はかかっておらず)とってきてくれた。そのくせ「これ売り物ですか?」と訊くのは恥ずかしいというので、私がレジに持って行く。すると、なんと$13が$2だという。 ひゃっほう。私は立ち入り禁止区域に入るのはどきどきするが(周囲に人がいなけりゃわりと平気)、だめもとでレジで訊くのは怖くない。人によってもじもじポイントは違うんだなと実感。 調子に乗って使いすぎているのか、目の芯がずきずき痛い。晩ご飯はうにのパスタ、野菜のあたたかアンチョビディップ、雛鶏のサラダ@バスタ・パスタ。
 
2007.8.24 (Fri) in NY    ★★★

地下鉄でコニーアイランドへGo。ホットドッグでおなかをみたしてまずは遊園地へ。ここは開発化のあおりで近年なってしまうという噂。かなしすぎる。回転しながら宙へとせりあがる灯台状の乗り物や(呑気すぎて人気なし。客は私たちだけ)、 お化け屋敷。あまり怖くなくてよかった。おんぼろローラーコースター、サイクロンは別の意味で恐ろしすぎるので、乗らず。水族館でタツノオトシゴとムーンジェリーなるクラゲにくにゃくにゃと見惚れる。 ゲーム場の射的やボール転がしで遊んでいると、中国人の60歳ぐらいのおばちゃん二人組がずうっとついてきて、にこにこと私たちのゲームを見守っている。もしやスリ? と怪しむも、単に他人のゲームを見て楽しんでいるらしい。あまりの密着ぶりに、なかなか圧迫感があるのだった。おばちゃん、人のゲーム満喫しすぎ。 景品券で蝶々のブレスレット二つとコマ二つもらう。おばちゃんらに「いりますか?」と訊こうとしたら、もういなかった。 晩ご飯はチキンパイヤード、カリフラワーやエンダイブ、アスパラガスを昨日のお持ち帰りのアンチョビ・ディップで。
 
コニーアイランドといえばネイサンズのホットドッグはかかせず(マンハッタンにたとえ何店もあっても…)。つい食べにくいチリドッグを頼んでしまい、後悔するのも毎度のこと。 このままボードウォークをてくてくと歩いて行くと、ロシア人一杯で美味しいものもたくさんあるブライトンビーチまでたどり着けるのだが、遊園地と水族館で遊びすぎ、疲れて断念。
クラゲもよかったが、タツノオトシゴの充実ぶりが嬉しかった。見れば見るほどへんな顔。英語だとシーホースだが、どう見ても馬にゃ見えないんですが。 灯台タワーからの景色。「Shoot the freak! フリークスを撃て!」なる怪しいアトラクションが気になって仕方なかったが、これも疲れて断念。一体どんなフリークスが…。
 
2007.8.25 (Sat) in NY    ★★★

鈴木保奈美の夢を見たので、気になって「鈴木保奈美 現在は」で検索してしまう。3分ほどして保奈美にさして興味がないことに気づき、検索やめーと自分に号令をかける。 ユニオンスクエアのグリーンマーケットで、ローズマリーとタイムの苗買い。あのー、ジャパニーズ・バジルの苗はありますか?と聞くと、アメリカ人の店長さん、 「シソね、水曜に来るわよ」とさらり。紫蘇と水菜はグリーンマーケットでは日本語で通じるらしい。一般スーパーはだめ。ゴボウはどこもだめ。ミョウガ問題外。 日系スーパーで「ジョニー豆腐」を発見するも$5もするうえ、賞味期限切れだったので買わず。晩ご飯は昼間買ったラムチョップを焼き、芽キャベツと新じゃが添えにグリーンサラダ。 本日の映画;「Airplane!」食中毒が起こった機内での真剣かつおばか騒ぎを観て笑ううち、うとうと。
 
2007.8.26 (Sun) in NY    ★★★

ユニオンスクエアの百分の一ほどの規模のグリーンマーケットがうちの近くの路上でもひらかれるようになったので早速行ってみる。こじんまりと5、6店ほどだが、なんといっても一番人気は蜂蜜屋さん。 養蜂箱をディスプレイしているのが商売上手だが、お客は質問ばかりしてあまり売れていないのが気の毒だ。私も箱内をみちみち動きまわる蜂を眺めるも、買わず。 夕は、ブロードウェイの乞食という名の台所用品の店へ@Broadway Panhandler。晩ご飯はジャージャー麺、きのこのゆずあえ、とんとろ焼き@麺くい亭。本日の映画「The father of Bride」 50年代ハリウッド版花嫁の父。若きエリザベス・テイラーの完璧な美しさに見惚れるうち、うとうと。時差ぼけ酷く、まだ帰ってきてから一度も映画を最後まで観ておらず。
 
2007.8.27 (Mon) in NY    ★★

疲れ目ずきずき。キューピーコーワi飲み、ブルーベリー食して仕事再開なり。しかし要領てんでわからず。気が散って、あらたなる旅の地をネットで検索してまう。弁当のおかずもたくさん検索してまう。 しまいにゃ仕事をなげうち、ナイスなピクル・ガイの店にピクルスあれこれ買いに出る。オリーブの真ん中ににんにく突き刺したやつ、胡瓜の古漬け、やや新し漬け、カリフラワーなど。 一つ一つオリーブの種をとり、にんにくを差し込む。そんな丹念な仕事をする人もいるのに、どうして自分の仕事ははかどらないのか、ということに思いを馳せる。 晩ご飯はづけまぐろと胡瓜、アボカド丼、ケールのにんにく、ターキーベーコン、フェタチーズ炒め、ピクルスとオリーブ。
 
2007.8.28 (Tue) in NY    ★★

手術から三週間経過。目の調子は段々よくなってきたものの、日によってかすんだり見えづらかったり。とくに左が弱い。湿度とも関係ありそうだ。数少ない友人たちからそれぞれ「トラブルあり」げな報。 私にも(常時)あるし、それぞれの立場じゃなすすべない事柄ゆえ、メールの語尾に「うまくいくよう祈ってるよ」と互いに書くしかない。 おとなになると実際に助けてあげられることはわずかだし(宿題やってあげたり物貸したり、じゃこと足らないトラブル)、口先やごまかしでない真のきもちでそう書くしかできなかったりする。 それに真から「ありがてえ」と思えるのもまた友かと。ちぇ、自分も打たれ弱いからまじなこと書いちまうよ。晩ご飯は海老と鶏、胡瓜、エンダイブのせ冷やし中華、大根とピクルスのじゃこ山椒和え、ポテトのごまマヨあえ。 以前からものぐさワンプレート風盛り付けだったのが、テーブルも椅子もなくなり、床で食べる生活になった今、ますます簡略化。まだ工事も始まっていないってのに先が思いやられる。
 
2007.8.29 (Wed) in NY    ★★★

久々に本棚の整理をしていたら、日本に行く前に万一のためにと隠しておいた(いつもはそのへんに放ってある)現金と小切手帖が出てきて、おっと思う。 あやうく忘れ去られたへそくりになるとこだった。忘れちまったへそくりほど悔し哀しいものはなし、だ。晩ご飯はりまじといつもの店で海老とイカ墨パスタ@Max。 未開封のコンタクトレンズ保存液を「ふっ、私はもう使わないからさ」とほくそ笑んで進呈するつもりが、あげ忘れてまた持ち帰ってきた。重いのに。く、くやしい。
 
2007.8.30 (Thu) in NY    ★★★

この界隈はピクルスやベーグルやドーナツの店は充実しているが、肝心のレストラン系が今一歩。不満に思っていたら、よさそうなイタリア食堂がオープンしたので偵察がてら早速食べに行く。 働いている女性、どうも見たことあるなあと思ったら、うちのアパートの住人であった。オーナーのお母さんだかお義母さんだという。いつも頭にスカーフをターバンのごとく巻き、入り口の警備デスク辺りに常連のごとく(なんの?)たむろっている女のひとだ。 こってりしたクリームとくるみソースのペンネ、ブロッコリレイブのにんにく炒め等なかなか美味しかった。ちなみにアパートのお向かいの美容院も同じビルの住人。 みなさん通勤時間短くてヨロシイな(私はゼロだが)。
 
2007.8.31 (Fri) in NY    ★★

親方がクレジットカードの得点をためて注文したオマハのステーキセット届く。オマハといえばアメリカでは「ちょっぴりダサい(無難なギフトのイメージ?)、しかしそこそこ美味い」ステーキという位置づけらしい。 そもそもカードのポイントギフトに入ってるとこがややしょぼい。他にも色々あるのに肉を選ぶ私たちもまたしょぼい。しかし私は初オマハなのでやや嬉し。 肉にシーフード、ポテトの大げさな詰め合わせセットゆえ冷凍庫の場所をとるのが困りもので、仕方なしに怪しい冷凍牡蠣や怪しい油揚げなど捨てる。 日本に行く前にかなり処分したつもりだったが、まだまだ奥のほうに何か眠っていそう。2ヵ月ぶりに覗く冷凍庫、怪しさのるつぼなり。
 
晩ご飯は鶏ひき肉で作ったタコス。 本文と無関係の下敷きは、日本の郵便局でもらってきたもの。素晴らしいなあ、こんな素敵なものをただでくれる日本の郵便局。こっちはなぜ下敷きが売ってないんだろう。
 

page top h o m e d i a r y