お ひ る ね 日 記
Mar 2007 (1) 

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2007.3.1 (Thu) in NY    ★★★

今日から件の靴下を着用開始。妹に「キリのいい本日から(相変わらずキリ日志向)靴下履くぞ。ふくらはぎのサイズ測って、何センチ減ったか報告するね」と意気揚々とメールしたところ、 「痩せるために送ったんじゃないんだけど。血行改善、健康のため!」とすぐさま返信で釘さされ。ちなみに私の好きな言葉は、一石二鳥、棚からぼた餅、などであるのを身内でさえも知らぬらしい。 それにしてもやけにキツい靴下だ。ベッドに重い足をよっこらと上げ、両手でしっかりつかまないと脱げない。今すぐ靴下脱がねば!という非常事態(どんな事態だ)に遭遇したらどうしようか、今から心配なほど。
 
晩ご飯は昨日食べて美味しかった焼き椎茸のせサラダを早速!つくってみる。椎茸は切り込み入れて、にんにく、ハーブを混ぜたオリーブ油を塗りオーブン焼き。 ポークチョップの玉ねぎソースがけ(醤油、みりん、玉ねぎすりおろしを肉を焼いたフライパンで温める)、じゃがいもに低脂肪牛乳とチーズかけてオーブンで焼いたやつ。
 
2007.3.3 (Sat) in NY    ★★

夕方からの月食を楽しみにしていたが、曇り空で見られず残念。本日の映画;「リトル・ミス・サンシャイン」 家族それぞれのダメっぷりが、そして「こんなダメダメなぼくらだからこそ、皆で力をあわせようよ」などと嘘っぽい志をかざさず、あくまで自分のダメさと悪戦苦闘しつつ上の空で旅する光景が、しみじみとかみしめるほどにいとおしや。 旅って、しょせんは誰としても一人だ。
 
晩ご飯に親方が焼いたコーンブレッド。ショートニングがわりにベジタブル油を使ったので(コレステロール対策)ほろほろ加減が減り、親方不満足そう。マフィンのようで美味いが。 なまずのスパイス焼きにも、マスタードを塗った後にコーンミールをまぶしたので、とうもろこし粉摂取量の多い晩ご飯であった。他にカリフラワーとエンダイブ、赤カブのサラダ。
 
2007.3.4 (Sun) in NY    ★★

キッチンデザイナーとの契約。今までしつこいほど電話してきて「もう心は決まったか?早く契約しておくれ、前金払っておくれ」とセールスマン的売込みがばりばり全開だったN氏、今日は様子が違う。 親友の娘さんが亡くなり、お葬式の手配やら何やらであわただしい一日だったらしい。いつもきょときょとせわしくなく動く目も心なしか赤い。 新しい台所のことより、身も知らぬ人のたった八歳でこの世を去った娘のことを考えながら、見取り図やタイルなどぼんやり眺めた。なぜだか今は死が身近に漂っているのを感じる。 創作も自然そうなる。そういう時期なのかもと受け止めることにする。本日の映画;「Gガール 破壊的な彼女」 ユマほど魅力溢れる神経症を演じられる女はいないのではないか。しかも逆切れスーパーウーマンだもの。
 
2007.3.5 (Mon) in NY    ★★

夢中になるか、むかつくかで評価を分かつのがアニメ顔やアニメ声。私はといえば微妙にむかつくほうだ(自分にないものだからか)。本日の映画;「スキャナー・ダークリー」 これまた微妙にむかつく映画。デジタル・ペインティングに、アニメか実写かええい、おぬしはっきりせい!てな心地になるのは、単にキアヌの顔を100%堪能できぬせいか。 フィリップ・K・ディックの原作本を読みつつ脳内で勝手に映像化(生キアヌ採用)したほうが、快感かもしれぬ。さくらんぼのゲラ読みに唸り、かつ相変わらずの歯痛に唸る。
 
昨日はハムとブラウンマッシュルームとズッキーニのペペロンチーノ。シーザーサラダ(アンチョビとオリーブ油とパルメジャンでドレッシング)。赤ピーマンのロースト・マリネ。 晩ご飯はステーキ丼。肉は赤ワインとにんにくに漬け、バターでじゅー。たれはわさび、醤油、みりん。カリフラワーのカレーピクルス、ロメインレタスと椰子の芽サラダ。
 
2007.3.6 (Tue) in NY    ★★

日本から「もう春だぜい」と能天気な便りが届くなか、本日の最高気温、零下6度。しばれるよのう。おまけに午後から電話もネットも不通になってしまった。 電話は苦手だし滅多に使わないからいいとして、ネットとファックスが繋がらないのは困りものだ。ファックスで昨日大量のゲラを送っておいてよかった…。 日本にいたときは最後に断水を経験したのは遥か昔だし、電話回線を切られたり(料金未払いは別として)、零下のさなか暖房が使えなかったという記憶もない。 それを思うと、慌てもせず「電話線また故障?困ったねえ」と諦め顔の自分がさても大人になったものよ、と感心するほどだ。晩ご飯は豚肉とキャベツと玉ねぎの豆板醤炒め。 春雨とブロッコリ、白菜スープ。赤ピーマンロースト。イエローライス(赤ピーマン、玉ねぎ)。フィトケミカル摂取中。
 
2007.3.7 (Wed) in NY    ★★

今日も零下、外は雪景色。まだネットが繋がらず。仕方なしに、いつもより早めにしごとにとりかかる。いつもならエンジンがかかる前にネットで遊びすぎ、すべてのエネルギーを費やした挙句かなりの時間が経ってしまい、 開き直ってまた遊ぶ、という悪循環に陥るのだが。ということはネットがなければ、しごとははかどるのかってえと、そんなこともないんだよおやっさん。 新たなる寄り道を探す、それが人の常じゃろう。晩ご飯は平目のムニエル、レモンバター醤油パセリソース。うずら豆とキャベツのコールスロー風。アスパラガスのパン粉チーズ焼き。
 
2007.3.8 (Thu) in NY    ★★★

りまじとイタリア食堂で語ろうよの会@トラットリア・スパゲット。ペンネ・アラビアータとブロッコリのにんにく炒めを食しつつ、電話局に対する怒りをぶつけあう。 りまじもすこし前に勝手にDSLを遮断され怒りまくっていたが、まさか自分の身にも同じことが降りかかるとは。しかも電話局は、勝手に電話線を切っておいて 「えー、DSL会社のせいじゃない? とにかく今日はもう午後だから、修理は明日ね」とぬかしよるのだ。もうすぐメキシコはシワタネホ近くに行くというりまじに、「ショーシャンクの空に」を強引に薦める。 ショ、ショ、しょじょじ?といいたげな不思議顔をされた。
 
2007.3.9 (Fri) in NY    ★★★

電話はなんとか復旧するもDSLはまだ。このままでは仏の顔もなんとやらだ。今日はDSL会社?の人が回線チェックにきたが、問題はやはり電話会社にあるらしい。 彼らの電話の会話が聞くともなく聞こえてきたが、アメリカ人…というよりは火星人の会話としか思えなかった。火星人の修理人アンディさんは玄関のクロゼットの中のヘルメットを見つけ(なぜかクロゼット内に電話の元ジャックがある)、 「バイク乗るんスか?」と聞いてきた。「まぁ私は後ろに…あなたも乗るんですか?」(普通この会話の流れなら、乗ると思うよな)と社交辞令で訊くと「いえ!」ときっぱり。 そこからアンディさんの長い車自慢が始まった。バイクは自分の車への導入部だったのか! 今四台もっており、もうすぐリンカーンが来ると五台になるそうだ。車は色でしか判別できぬ私にはDSL同様何が何やら。 今日は何千ドルもするカスタムメイドのトランスミッションが届くと嬉しそう。トランスミッションて何?と思いつつ、結局治らなかったDSLを残し、アンディさんは愛車の元に帰っていった。 晩ご飯はフィリピンと和の折衷のお店へ@KumaInn。ガーリックライス、腸詰めと野菜、豚肉のアドボ、まぐろのタルタル。
 
2007.3.10 (Sat) in NY    ★★★

日本食料品店とチーズ屋にて、納豆やパルメジャンチーズやフェタチーズやキムチを買い。国籍問わず発酵系がすきなのだ。本日の映画;「Bubba Ho-Tep」 (いつもは邦題で書くのだが思わず英題にしてしもた。だって「プレスリーVSミイラ男」って…)。自分のソックリさんと入れ替わり、老人ホームで余生を送るプレスリーの終わりなき戦い。 しかも自分の過去の栄光と、ではなく、ミイラ男だ。巨大ごきぶりも愛嬌満点、あまりにふざけた物語のようだが、これがなかなかシュールかつ奥深し。 メンフィスでプレスリーの振り子掛け時計を買ってきたほど隠れプレスリー狂の親方も、手に汗握り見入っていた。晩ご飯は餃子、もやしとネギのナムル、赤ピーマンのロースト。
 
2007.3.11 (Sun) in NY    ★★★

いきなり今日から夏時間。省エネとかで例年より早まったらしい。昨日まで零下なのに夏時間。ダウン着てても夏時間。夕、近所を散歩。ヘンリー通りはどこで途切れるか追跡調査をする散歩。 通りがふいに終わったり始まったりする地点を見るのは、なんとなしに心躍るもの。本日の映画;「Stay Alive」 私はしょせんゲーマーにはなれぬとつくづく思う。怖くておどろおどろしいものがうじゃうじゃする危険領域に自ら飛び込むなんたぁ、むこうみずの恋に飛び込むみてえなもんだろう。
 
昨日、いつものチーズ屋さんで買ったターキーのソーセージ、コニャックとワイルドマッシュルーム風味。よく見ると七面鳥なのに可愛い三匹の子豚マーク! 晩ご飯はポテトの香草焼き、七面鳥のソーセージ、椰子の芽と赤ピーマンローストとハーブ入りフェタチーズのサラダ。
 
2007.3.12 (Mon) in NY    ★★

なにげなくご近所会報(こういうのがあるのが地味なロウワーイースト横丁のいいところ)を眺めていたら、最近観た「Everything Illuminated」でいい味だしていたロシア人のおじいちゃん役俳優ボリス・レスキンさんがうちのビルに住んでいると判明。ここは古いビルだからやたらと居住者年齢が高く、いつでもベンチでじいさんばあさんたちが寛いでいる。 その光景を見るとなぜか安心し嬉しくなるのだが(近い将来そこに混ぜてほしい、という願望か)あの中に混じっていても解らないかも…。いまだにオーディションを受け続ける人生、あっぱれじゃ。 ちなみにガンズ&ローゼズの何とかさんも住んでいるらしいが、なんとかさんがアクセルさんでない限り、あっそという感じは否めない。疲れと風邪で腫れた歯の神経が治らない。 わらにもすがる思いでホールフーズに駆け込み、ホメオパシーを試すことにする。まずはヘパ・サルファー。効いとくれ。本日の映画;「エターナル・サンシャイン」 消され行く記憶を追いかけるジム・キャリー。やつれ方が男前。
 
2007.3.13 (Tue) in NY    ★★

どよどよした心地。どよどよは、午後に来るはずだった見積もり工事人に三度目のすっぽかしをくらったせいか、既に一週間も不通のDSLが今日もまた解決しなかったせいか、歯茎が腫れているのに歯医者に電話する勇気が出ぬせいか。 ただ春だからだろう。春は憂鬱だ。晩ご飯はJ坊お薦めのフランス食堂へJ坊T坊N嬢と@Brasseri52。フォアグラのパテ、子牛のレバーなど。 小さなフォアグラに山ほどパンをおかわりしつつ、皆で借金と恋愛の関係について語る。恋や血の繋がりが絡んでも金は金。あげるつもりがなけりゃ貸しちゃいかんよ、というもJ坊がまっすぐな目で「でも僕は貸した金は返してもらうよ」。 ここにも夢見がちな青年が一人。J坊の新しい彼女は、今まで成り行きを愉快に見守っていたT坊の通う歯医者の衛生士でも、レストランで出会った美女でもなかった。いきなりの新顔に、穴馬券一枚。
 
2007.3.14 (Wed) in NY    ★★

問題がすべて宙吊りで何をやっても気がそぞろ。こんなときは体調さえ悪くなる、ではなく「こんなときだからこそ」なのじゃろう。こんなときにますます快調でご飯なんかもますます食が進んじゃう、そんな豪快な輩になりたいよ。 ようやくキッチンの改装業者がサイズを測りにくる。デザイナーと実際の工事請負人なのだがこのコントラクターのおっちゃんがいい味のいばりんぼうで、笑いをかみ殺した。 雇い主の会社のデザイナーのほうが立場的には偉いはずなのに、「ほらちょっとこっち来て!」「余計なこと言う前にサイズメモして」といばり放題。 しかもその台詞の前後に一々相手の名をつける。吉田ここきて、ここは五インチだよ吉田、吉田控えた?…って具合。(吉田に意味なし)デザイナーもつい従っており。 うくく、と面白がる。立場ぬきのいばりんぼうは、そう嫌いではない。苦手なのは相手を値踏みし、自分の態度を威張ったりへつらったり自在に変えるひと。限りなく苦手な特性だ。ホメオ健闘中。 ヘパ・サルファーは効き目実感できず、シリカにしたらなんだかよい具合。DSLまだ治らず。
 
一昨日の晩ご飯のまぐろづけ丼、うずら豆と玉ねぎと赤ピーマンのサラダ、焼き芽キャベツのバルサミコ酢とパルメジャンがけ。 晩ご飯はエンダイブ、松の実、ネギ、ロメインレタス入り蕎麦サラダ(人参生姜ゴマドレッシングで)。豚肉のアスパラ巻きはおたふくソースに辛子をといてタレにした。
 

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