OHIRUNE Diary Aug 2006(2)


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2006.8.15 (Tue) in NY    ★★★

ひろくんが参加するバンドのライブ観@Red Lion。久々に聴く彼のギターはやはりしびれる。ヴォーカルのひとは歌は今いちだったが、曲はなかなか面白い。 「バーで$87も使ったのに、最後の最後で"私のカレがね〜"といわれ、がっくり。もっとはよ言え!」という微妙にリアルな歌詞に笑う。 隣で観ていたJ坊いわく「$87かー。そりゃミュージシャン価格だな。バーに行って数杯飲んでそれから飯食うだろ…俺なら$235ぐらいかな」と細かい見得をはる。 その後、J坊T坊と日韓折衷の晩ご飯@Choga。ソフトシェルクラブ巻、スパイシーまぐろ巻、カルビ焼、パジャンなど。男二人に「可能性のある女以外は割り勘か否か」なる本音をじっくり聞き、大変参考になる。
 
2006.8.16 (Wed) in NY    ★★

母に漢方とサプリを送る@向かいの郵便局。日本の漢方薬はどうみても値段設定が高すぎるのはどうしたものでしょうな、などとツム○さんカネ○ウさんに話しかけたくなる。 それにしても毎日に余裕がない。どうしてこんなことになったのか。物づくりをしないと生きてゆけぬたちだが、その物づくりにいまや脅かされている。 うーん、漢方で体質改善したいところだがそりゃ無理でしょうな。本日の映画;ミヒャエル・ハネケ「Cache 隠された記憶」終盤でびっくりし、ラストでううむと首も傾げ、観終わって思わずネットで「ネタバレ」のすじを検索。
 
2006.8.17 (Thu) in NY    ★★

夕方、ジージーといきなりすごい音が家中に鳴り響く。また煙探知機?(前科あり)、警報?火事?と慌てるも蝉だった。網戸にぴたりとはりついて鳴いている。小柄なのにものすごい音。 まじまじみつめると、はた!と何かを思いだしたように飛んでいった。何を思いだしたんだ、蝉。本日の映画;「カンフー・ハッスル」周星馳映画のシュトトトーと漫画みたいに走る場面がすきだ。
 
昨日の晩ご飯の帆立貝のXO醤ドレッシングがけ(XO醤、レモン、塩胡椒、グレープシード油)、ほうれん草と玉ねぎサラダ添え。ほかに大根とセロリの甘酢あえ。 本日は山菜おろしがけぶっかけ蕎麦、ブロッコリーニ、崎陽軒のシウマイ、大根のカレーマリネ。毎日なんだか、ぶっかけふう…。
 
2006.8.18 (Fri) in NY    ★★★

まほじ宅でポットラックパーティー。和風とのことで巻き寿司を持参。山ごぼうとアスパラ、卵とアルファルファ、アボカドをまいてまいて〜。りまじはクレソンとブルーチーズと胡桃サラダ。 まほじがひじき、冷奴、牛肉、茸焼き、もやしとにんにく炒め等、どっさり酒の肴ふうを用意してくれており、感動。 ご本人、飲まないというのに。愛犬のタマちゃんとキンちゃんもご馳走のまわりをうろうろ。二匹あわせて呼ぶととんでもないことになると皆に指摘され、「ち、ちがう、わざとじゃない!」と必死で弁解するまほじであった。おおいに怪しい。
 
2006.8.19 (Sat) in NY    ★★

最近聞いた「美味しいコールスローのある肉屋さん」でコールスローを買う@イーストヴィレッジ。ポーリッシュの肉屋さんでピロギもソーセージももちろんお肉も美味しそうだが、とりあえず今日はキャベツだけ。 早速食べてみたが、うーん確かに美味しい。水っぽくも酸っぱくもなく、ねっとりとまろやか…。しかしなぜ肉屋?本日の映画;「おもひでぽろぽろ」 すでに台詞をおぼえている親方、「バナナは果物の王様だよ!」のところを英語で輪唱している。一応、昭和三十年代の話ですから、と横からひとこと。
 
2006.8.20 (Sun) in NY    ★★★

毎年恒例のブルース&BBQフェスティバルへ@ハドソン川の埠頭。去年までは「Blues、BBQ&Firework」なる名称だったが、今年から花火がぬけ、肉食べてブルース聴こうよ祭りとなっている。花火はお金がかかるものなあ。 ブルースではいかに金儲けができないか、という構図を見た思いなり。Big Jack Johnsonもよかったが、Nora Jean Brusoというおばちゃんがくらくらするかっこよさ。 凄みのある歌声といい、お尻のおおきさといい、ビッグ・ブルース・ママといった面持ちだ。
 
2006.8.21 (Mon) in NY    ★★★

領事館でパスポート受け取り。今度のパスポートは内部にICなどというものが仕組まれているらしい。磁気に弱いとか折り曲げてはいかんとかいわれると、それだけでどきどきする。 せっかく十年ものをつくったのに大丈夫かな、果たして十年もつのかな。と心配性の方、うっかり性の方なら誰もが思うのじゃなかろうか…。しても気になるのが、この領事館のあるビルのセキュリティ。 一階で受付をすると、上の領事館のフロアまでエレベーターに必ずセキュリティのおじさんが「付き添う」のだ。ご親切に、というか、大変ですね、というか。一日に何回付き添うんだろうか。 エレベーターの乗りすぎで耳鳴りがしたりしないのだろうか、と余計な心配をしたくなる。
 
一昨日のまぐろのタルタル風。層の下はアボカドと胡瓜のごま油と塩、レモンであえたもの、上はまぐろとネギにマスタードとおろしにんにく、レモン。 晩ご飯はあんこうのソテー、バルサミコとワインとオリーブ油ソース。エンダイブとセロリはホールフーズで買ったアーティチョークとほうれん草のディップで。
 
2006.8.22 (Tue) in NY    ★★★

今週は本来ならジャナ一家が遊びに来る予定だったのが、都合がつかずとりやめになったとのこと。ちびギャング三匹が来なくなって、ほっとしたようなさびしいような。 来る前までは、「絶対に仕事部屋には入れないぞ」「食べ物、何を買っとけばいいんだろう」とやきもきしていたのに。秋のようなうろこ雲が空にひろがっている。 今年の夏はなにもせずに、終わってしまうなあ。夕、J坊T坊と美味しいシーフードを食べようよの会@マーメイドイン。シーフードは好きでも青魚は好きじゃないお二人さん。 でも私の前菜の鰯焼きはかりっと香ばしく焼いてあり、生臭ぎらいな男二人にも受け入れられていた。珍しいこっちゃ。
 
J坊のツナ・タルタルの前菜。J坊は本当にまぐろ好き。スパイシーツナときくと無条件に頼んでしまうようだ。T坊の前菜はブルークラブ・カクテル。ちょびっと!だった。 ひよこ豆サラダの上にのった鰯のグリル。まわりのにょろにょろはスパイシーソース。私はといえば、鰯や鯖とくれば、無条件に頼んでしまう。
J坊T坊が揃って頼んだこの店名物のロブスターサンドイッチ。ブリオシュみたいなふかふかしたバンズに挟んである。ビネガーをかけて食べるフレンチフライが止まらない(盗み食い)。 美味しそうな魚料理は色々あるのに結局いつも頼むのはこれ。ぷりぷりな帆立と海老とブロッコリレイブのパスタ。アンチョビとブレッドクラムでソテーしてある。にんにく臭くて幸せ。
 
2006.8.23 (Wed) in NY    ★★

朝から移民局へ@フェデラルプラザ。緊張のあまり昨日から、バスマップ、周辺地図、パスポート、写真、お菓子(バスのなかで食べるヨーグルト飴)など揃え万全の体制でいどむ。 しかしここまでしても結局道に迷った。いかめしいビルに入ってしまったが、道を教えてくれたおじさんがものすごく親切で、「いい一日を」といってくれた笑顔も爽やかだった。 お役所街だからきっと何度も道を聞かれるだろうに、あの感じのよさはすごいなあ。えらいなあ。面接自体は2分で終わった。いやもしかして面接じゃなくただの書類提出だったのかも。
 
2006.8.24 (Thu) in NY    ★★★

今日も今日とてさくらんぼのものがたり。すでに品種にもかなり詳しくなってきた。痛風にいいんだね、濃い色のさくらんぼは。誰かが痛風になったら教えてあげよう。 夕、りまじとパスタ屋@Max。いつものいか墨海老パスタ。最近発見した「税金、チップを入れて一人分いくらになるか」の計算方法を今日も嬉々として試していたら「嬉しそうだねえ」 といわれる。はっきりいって小学生レベルの算数だが、私は生まれつきずっと数字に弱いのでこんなことでもとっても嬉しい。こんなんで喜んでいるなら、超難解な方程式を解くひとなどは、どんなに恍惚なことだろう。
 
2006.8.25 (Fri) in NY    ★★

今日もまた蝉が窓の外にとまった。クーラーの室外機の網状のところ。この前は網戸だったし、つかまりやすいのかな。こんな機会はめったにないと、じっくりながめる。 ビーズみたいな真っ黒な目。胴体はきれいなみどりがかっている。鳴く時は透き通った羽ととんがった尻が細かく震える。ふむふむ。でもだんだん…もんのすごい勢いになってきた。 部屋のなかに夏がとじこめられたよう。解った、もう解ったから…、とつぶやき、去ってくれるのをまつ。
 
昨日の豚肉サラダ。もやしと蒸しキャベツの上にグレープシード油で炒めた豚をのせ、紫蘇、ネギ、ごまだれ。 晩ご飯は海老のせひやし中華。ついてくるタレに「ごま油、醤油、生姜、豆板醤、辛子、ねぎみじん、紫蘇、砂糖、すりごま」を足すというレシピを試してみた。なかなかいけた。
 
2006.8.26 (Sat) in NY    ★★

お昼ご飯は小籠包の店@Joe's上海。女子同士で食べに来るときは、私が「とりあえず一人一蒸篭は注文するよね、小籠包!」(8個入り)と張り切ると、みなぎょっとした顔になり、 「そ、それは多いんじゃ? ほかの料理も食べたいし」と諭されるのが哀しいのだが。今日はきちんと一人一蒸篭、五段積みだ。大食いさんも安心!  そして限界まで、心よくまで、食う食う。おまけにチャーハンや豆苗炒めまで。育ちざかりのジェフ君が次々と小籠包を平らげていくのが小気味いいほど。 そして満腹になるのも早く、ぴたりとやめてゲームをしている。結果的には私のほうが食べていたような。晩ご飯は反省し、焼きそばUFOとひよこ豆サラダの残りのみ。
 
2006.8.27 (Sun) in NY    ★★★

十八世紀のスイス人画家ジーン・エティエン・リオタールの展覧会を観@フリック・コレクション。当時は女性の肖像画は美しく美しく描くのが基本だったろうに、この画家が描くのはどこかコミカルだったりほんの少しブスだったりして、楽しい。 そしてリオタールの自画像自体がとてもユーモラス。前歯の欠けた顔で変わった帽子をかぶり、変なポーズをとるひょうきんそうなおっさんだ。ちっとも偉そうじゃないのがいい。 晩ご飯は山菜おろし蕎麦、ひよこ豆と赤ピーマンサラダ、ほうれん草とウーティチョークディップ、スケートフィッシュとアスパラ炒め。
 
昨日の昼ご飯。ベーグルの半分は豆腐スプレッド(チャイブとハーブ入り)、半分はオリーブ油たらりで、ゆで卵のせ。平日は納豆ご飯、なぜか週末のみユダヤ風。 今日の朝ご飯。バナナと苺にカスピ海ヨーグルト、上にはシリアルKASHIのGo Lean。甘くないシリアルを見つけるのは、ほんに至難のわざだ。
 
2006.8.28 (Mon) in NY    ★★★

「おどりば」4話のゲラ読みに、さくらんぼ話。午後、ナッシーとお茶をする@オーチャード通り。気持ちは表さずとも伝わるものよ、などという話と、いかにからすみが美味しいかという話を同じ熱意でつらつらとしつつ、りんごのマフィンを食べる。 地下のトイレにいった際、暗がりのテーブルで若者のグループが糸と糸まきみたいなものを広げ、和気藹々としていた。編物講座?(でも毛糸ではなく太い糸に見える)糸談義? ナッシーも見に行った。帰ってきて「糸…だった」。このカフェの地下では秘密の糸会合がおこなわれているらしい。晩ご飯は残り物ウィングスと残り物ひよこ豆サラダ。
 
2006.8.29 (Tue) in NY    ★★★

「おどりば」4話のゲラ読みに、さくらんぼ話(昨日と同じなのでコピペしてみた。まこと便利な機能であることよ)。夜、手下とベトナム飯@PhoBan。 今年はお互い忙しく、モスクワからきていた手下母マリアに会いそこねてしまったのが残念。お土産を手下がことつがってきてくれた。ちっちゃな琥珀の欠片が入った箱と、私がすきだといったチェブラシカの絵本。 もう滅多に会うことのなくなってしまったひとだけど、元気でいてほしいと、いつも思っている。
 
2006.8.30 (Wed) in NY    ★★

ベランダのガーリックチャイブに白く愛らしい花が咲いている。いんげんさんはよく見れば、ものすごーくちいさないんげんが4,5本なっているのを発見。申し訳なくてとても食べられぬ。そしていちじくさんにもちいさな実が! けなげとか可憐というより、どうもすべてがちっさなおっさん向けに作られてしまったようだ。来年はもう少し園芸に気合をいれよう。風にはすでに秋の気配。 「宇宙家族ロビンソン」を観て、銀色顔のメキシカンな宇宙人にびっくりしながら寝る。宇宙人なのにムーチョとかいってるし。
 
晩ご飯はまぐろのスパイシーづけ丼(わさびとチリソース、みりん、醤油)。ご飯はこのところずっと玄米1、白米1、豆あれこれいり雑穀ミックス1の割合。 かにカマと春雨、胡瓜、紫玉ねぎのサラダ(マヨネーズ少々に涼板醤ピーナツソースであえた)。
 
2006.8.31 (Thu) in NY    ★★

断水ふたたび。今度こそ雑巾がけなどしないよう注意を払う。前回は鍋の水をおたまですくって手を洗ったが、今回はピッチャーも用意。人間なんでも慣れだのう。 しかし断水でいちばんいやなのは、その後でしばらくびしゅばしゅ!と蛇口から恐ろしい水圧の水がとびでること。茶色の水がびしゅ!とはねるたび、びくびくものだ。 今日も就寝前の「宇宙家族ロビンソン」。スミス博士がロビンソン家族のいないすきに勝手に宇宙船をホテルにしてしまった。スミス博士…今まで、どうしてあんたは迷惑ばかりかけるんだ! なぜ誰も彼を宇宙に追放しないんだ、と思っていたが。なんだか似ている、自分と…。常にしょうもない計画をたてては、ひとりで遊んでいるところが。
 
晩ご飯はCookpadでみつけたレシピで、茸の柚子胡椒バターパスタ。ブロッコリのごまだれがけ。 ベランダのガーリックチャイブに咲いた花。日本のニラより葉が細いが、調べてみたら花はどう見ても同じのようだ。単なる痩せたニラ?
 

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