OHIRUNE Diary March 2006(2)


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2006.3.15 (Wed) in NY    ★★

左足の人さし指(人さしません!)の痛みがいぜん続いており。最近はついにふくらはぎから腿の裏あたりまで痛みがのぼってきた。このまま頭までくれば、ただの頭痛になってしまう。 それより歩けなくなったらどうするべえ。なぜ痛いと訛るのか。午後は、2年前の紫蘇の種と、10年前の三つ葉の種をだめもとで植えてみた。 これがだめだったら、アメリカで日本の野菜の種を売っているキタザワさんというオンラインの店から買ってみるつもり。キタザワさんがどうして日本の種を米国で売るようになったのか。 そこに物語の芽が隠されている気がするが、まずはこちらの芽が出てほしいものだ。
 
一昨日は大粒クスクスとひよこ豆、ほうれん草のモロッコ風(ガラムマサラ、ナツメグ、クローブ他で炒めた)。まぐろのわさびソース焼き。ホワイトアスパラとセロリのマリネ。 本日の晩ご飯はコールスローと牛丼。KFCの味を真似るサイトを見つけたので、ケンタ風コールスローに挑戦。なかなか美味しい。いつかはKFCまねっこチキンに挑むぞ!
 
2006.3.16 (Thu) in NY    ★★

晩ご飯はりまじいといつもの店の早起き鳥ディナーセット@Yoshi。鮭の照り焼き、カリフォルニア巻き、天ぷら、サラダ、玄米のご飯とみそ汁つきで$9.5。大変嬉しいお値段。 運んできたウェイターの男の子がりまじいのボックスをみながら、「このカリフォルニアロール、新人の子が巻いたんですけど、ご飯の量多すぎますよね、作り直しましょうか?」という。 見ると、私のは普通サイズだがりまじいの巻きは確かにごはんが多すぎる。そして真ん中に孤島のようにぽっちりとアボカドとかにかま! 「いいですこれで」と、りまじいは遠慮していたが、後で見るとさすがに食べきれていなかった…。新人さんはご飯好きなのだろうか。というより、巻いている最中に誰もチェックしないのか。
 
2006.3.17 (Fri) in NY    ★★

笑顔が可愛い会計士タムさんのところへ。今まで自分でやっていたのが嘘のようだ。こういうことを人に頼らないでどうする、という偉大な発見であった。 おまけに会計士代は税金から控除できることさえしらんかった。タムさんなしではもう生きていけないの私、と思いを打ち明けたくなった。本日の映画;「Dark Water」怖く淋しい母と子の絆。 観終わってからも、怖いので考えまいとするのに、色々な場面を思い返す。好きでなくとも、どすんと重く何かを受ける映画を観た後は、くどくどとその映画について思い巡らしてしまう。 ご飯はまたもウィングス(巨大な量だったので冷凍しておいた)と、ラディッシュ、セロリのブルーチーズドレッシング添え。ポテトチップス。
 
2006.3.18 (Sat) in NY    ★★★

凍える風のなか、アッパーウエスト・サイドへ。用事が終わった後、ちょっとお茶とケーキでも、と入ったキューバンカフェでいきなりライス&ビーンズ、干し鱈のシチュー、プランテーンなど食している自分がちょい怖し。 夕、ご近所さんパーティーへ。セントパトリックスデーにちなみ、緑色にビーズがついているセーターで出かける。緑の蝶ネクタイのおじさんや緑のゴージャスなジャケットの女性など色々。まけた。 しかしもてもてさんではあった。相も変わらずおばあちゃんたちに…。しかしどうにも納得できぬのは、アメリカのパーティーには必ずといっていいほど生のブロッコリとカリフラワーが出てくることだ。 カリフラワーは百歩譲るとして、ブロッコリは青臭すぎる!
 
2006.3.19 (Sun) in NY    ★★

いつもはグランド通りを地下鉄やチャイナタウンがある賑やかな西に向かって歩くのだが、川のほうの東に向かって歩いてみる。CVS(ドラッグストア)をじっくり吟味し、さびれたスパニッシュデリをチェック。 いつもデリバリーする美味しいママズ・ピザも、「ここにあったのか!」と発見。道を折れると殺風景な低所得者住宅街が続く。寒々しい通りに紙屑が舞いちり、懐かしい光景。 なぜだろう、荒涼とした場所にこそ懐かしさを感じるのは。晩ご飯はノリータの美味しいイタリアン@Peasant。数時間前に見た光景とまるで違うトレンディ世界が歩いて20分の距離に広がっている。 どっちがなくとも、つまらない。メニューに好物のからすみパスタがなくてショックを受けるが、濃厚ないか墨リゾットにやや満足。前菜は小鰯のガーリックパン粉焼きとビーツと山羊のチーズとベイビールッコラのサラダ。
 
2006.3.20 (Mon) in NY    ★★

五年ぶりぐらいに検眼をする@22thSt。よく考えたら最後に検眼したのは、5年も前。しかも両目に傷があるといわれ、ぎくりとする。赤い紙(!)を目に入れて調べられた。 今はアクティブではないとのこと。ほっとしつつも、頭の中には菌が目玉の上でアクティブに活動する様が描かれる…。多分五年ぐらい前にできた傷だろう。 目の中に少女漫画のように星ができ、まぁ可愛い♪と思うも、思ってる場合じゃなかった。目医者で細菌に感染しているといわれ、歩けないほど強い目薬をさされてどうにか治ったのだった。 度がますます強くなり、もうほとんど健常者の域を越えている気がする。晩ご飯は銀杏、鶏、白菜のオイスターソース炒め。湯葉もどきと枝豆、竹輪煮。キャベツの紫蘇もみ。
 
2006.3.21 (Tue) in NY    ★★

J坊T坊と火曜にはラーメンを食べようよの会@めんくいてい。二人はラーメンを食べたが、私は銀だら柚子味噌焼き、たらこおにぎりなど食し、裏切り者扱いされる。 牛たたきのタイサラダ風、こぶくろのニラ炒め、椎茸焼きも分け合う。こぶくろ圧倒的に不人気。J坊の副社長就任ニュースに皆で乾杯した。 そして「実はもう一つニュースがある」と重々しく言うので何かと思えば、常々憎からず思っていた社内の女子に遂に思いを告げたという。そ、そりゃ副社長就任よりすごいや! 「だって高校生みたいに毎日彼女がどう思ってるのか考えるのがツラくなってさー」コ、コクったのか、副社長なのに。続きがどうなるかは次号を待て。 しかし先月は確かロシアからの婚約者とパリで落ち合っていたはずですが、副社長?ちなみにT坊も副社長。すごいねみんな、私なんて自転車操業一人社員…。 とうなだれるも、アメリカの会社には副社長がうようよいるらしい。誰でも副社長状態だそうだ。すごいな、ある意味でアメリカは。
 
2006.3.22 (Wed) in NY    ★★★

夜は、りまじい、まほじい、ともじいの三爺&P坊で中近東飯を食べようよの会@Taboon。小魚のフライ、タコグリル、ズッキーニのケーキ、蟹サラダ。どれも美味しく、くらくら。 タブーンはオーブンの意味らしい、たぶーん。大きな釜で焼かれたものは、たぶーん何でもおいしいのだろう。
 
例のごとく美味しそうな食べ物を前に逆上興奮し、このパンを撮った後はカメラの存在を忘れてしもた。炭焼きフラットブレッドにヨーグルトをつけて食すと至福の味。 最近玄米に混ぜて炊いている台湾製の穀物ミックス。紫の四角い物体が入っているので何だろうと思うも、紫芋のフリーズドライらしい。
 
2006.3.23 (Thu) in NY    ★★

今週は集中して文庫本ゲラ読み。集英社ウェブ連載の2話目の締め切りも迫っている。こつこつやる。仕事をもっとまじめにやって、常に余裕をもって締め切りに対応できるようにしよう、といつになく殊勝な心もちになる。 というのも、いつでも旅に行けるようにしておきたいから。目の前に人参がなくとも、仮想の人参のために、頑張る。これは大人になった証か、子どもになったのか。 つべこべいっていても、全体の仕事量が圧倒的に少ないゆえ、はたから見て説得力まるでなし、なのだった。 晩ご飯はウィングスの残り(冷凍)、納豆ご飯、白菜の浅漬け(にんにく、粗塩、酢、ラー油)。ウィングスと納豆…アメリカ人もびっくらな食べ方なり。
 
2006.3.24 (Fri) in NY    ★★

朝、いつものようにカモメや鳩の舞い飛ぶ空を見ていると、不思議な旋回をする鳥が。あれは鷹!おおきな翼を広げ、他の鳥がぱたぱたと飛ぶ中、ゆうらりと平らに円を描いている。 アッパーイーストのビルに巣を作っていた鷹が巣を取り払われてしまったと住人が騒いで、ニュースになっていたが…。はるばるアップタウンから飛んできたんだろうか。 何度も円を描いてから、餌探しをひと休みしたらしく、どこかの窓のエアコンに長いこと止まって休んでいた。窓の外の鷹と目があったらびっくりだろうな。妙に鋭い目つきだし。 本日の映画;「The Awful Truth」ケイリー・グラントの離婚劇。楽しそうだな、復縁って。響きもいいな、復縁。
 
晩ご飯はまぐろとアボカドのづけ丼。白菜のおしんこ。鶏肉と絹さや、椎茸のにんにくソース炒め。 すくすくと育っている謎アイビー。グラスから土に植え替えたが、無事に生き延びてくれたようで、ひと安心。もう少ししたら、鉢に植え替えよう。
 
2006.3.25 (Sat) in NY    ★★

ジェリー&グレン、グレンの息子ジェフくんと親方で小籠包ランチ@チャイナタウン。Joe's上海ではなく、並びのJoe'sジンジャーに入った。お母さんが中国人のジェフくんお勧めゆえ、これが大当たり。 さすが姉妹店だけあって小籠包は同レベルなのだ。これからはいつも混んでいる「上海」じゃなく「生姜」店にしようっと。本日の映画;「珈琲時光」浅野忠信、一青窈。 こちらの思惑をことごとく裏切る、裏切ってなおかつ何も起こらない映画。小津安二郎生誕100周年記念映画というが、小津映画のほうがまだスピーディーだぞ。 娘が妊娠したら、もっと何かいうでしょう、お父さん役小林稔侍!と思うもいわないんだな、これが。リアルすぎて、うずうずじれったい。寺内貫太郎一家なら卓袱台百回はひっくり返るところだ…。 一青窈さんは「Teen age」の帯の推薦文で初めて名前を知ったのだが(浦島太郎!)、こんな綺麗で清潔そうな人だったのか。
 
またしても前菜のピータンだけ撮った後、肝心の小籠包の写真を撮り忘れ@Joe'sジンジャー。 晩ご飯はなまずのコーンミール焼き、マスタードを塗ってから、スパイスをあわせたコーンミールをまぶしグレープシードオイルで焼いたもの。アボカドとうずら豆と玉ねぎサラダ。
 
2006.3.26 (Sun) in NY    ★★

もう着られない服をたくさん処分する。捨てるのではなく、手下の彼女にブラジルのチャリティーに送ってもらうのだ。妙な趣味のとんちんかんな日本人の服をはたしてブラジルで誰かが着てくれるのだろうか。 派手、という部分ではやや期待がもてそうな気もするが。
 
晩ご飯は市販のうにクリームソースで作ったパスタ、豆苗炒めに椎茸のせ。椎茸は一パックが大量なので、買うと一気にニンニクと塩胡椒で炒めておく。何にでも使えて便利なのだ。 Kashiの心臓、コレステロールにいいオーツ麦の小さなハートが入ったシリアルHeart to Heart。ドーナツ型の中にハートが混じっておるのが、可愛いというかベタというか…。
 
2006.3.27 (Mon) in NY    ★★★

ミッドタウン徘徊デー。ブックオフ→日本スーパー→Fedexにて「宇宙でいちばんあかるい屋根」文庫ゲラ送付。ブックオフでの出来事。横で一心に棚を眺めていた男の子が「…あった」と呟き、本を棚からとっていた。 首を捻って背表紙を探ろうとするも見えず。ああ気になる、何が「…あった」んだよう!と心で地団駄。用事を終え、ほっと一息ついて仕事帰りのイギリス紳士と落ち合い、居酒屋飯@焼き鳥イースト。 気づけば、食の細い紳士の分の焼き鳥を食べ、紳士の分の酒まで飲んでおり。
 
2006.3.28 (Tue) in NY    ★★

目しょぼ。キューピーアイコーワを飲む。最近アスタキサンチンが気になるので、キャッツクロウと共にオンラインで注文してしまった。気になるサプリをすべて飲んでみたいところだが、胃も腸も弱いため、2〜3種類まで、と決めている。 今は目のため、足の痛みのため、抗酸化もの。もっともっと効能だけ体に入れたいなぁ。とあらぬ望みをだく。誰に聞かれてもおらぬのに、サプリ上位3位をきめる日々なのである。 アスタキサンチンの躍進(心のなかで)で、上位3位の座から転がり落ちたのがCOQ10だ。次は何が浮上するか予断はゆるせない。 晩ご飯はまたしてもうにクリームパスタのハムとキャベツ入り。サプリより食生活改善せよの声もあり。
 
2006.3.29 (Wed) in NY    ★★★

「自分は間違っている」と認識して、軌道修正のすばやくできる人はしあわせだ。夕、手下とマレーシア飯@ニョンニャ。カレーソースにつけて食べるパフ、トムヤム麺、ここの名物の蒸し鶏、キャベツのサラダ。 5週間遅れの誕生日祝いで奢ってもらう。何事につけても遅い手下なので仕方ない。でも、自分がせっかちだと思っていても本当はのろまだったり、その逆はよくある気がする。 自己申告ほどあてにならぬものはなし。今日はカートつきの旅行鞄にお土産(というか廃品というか)を詰めて渡したら、嬉しそうな迷惑そうな顔で持ち帰った手下。
 
2006.3.30 (Thu) in NY    ★★

本日むっとしたこと。IEのオープニングページをいつもYahooに設定してあるのに、勝手にMSNになっていたこと。まったくあなどれんな、MSは。早速直して、世界のマイクロソフトを相手に「してやったり」な気分になる。 相手は気づいちゃないけどさ。晩ご飯は昨日の持ち帰りの蒸し鶏とキャベツとにんにくサラダ、納豆ご飯。
 
2006.3.31 (Fri) in NY    ★★★

二週間待ってみたが、やはり二年前の紫蘇の種と10年前の三つ葉の種は、芽をださない。うんともすんともいわない。だめもとだったが、やはりだめだったか。 といって、明日は芽が出るかもいやあさってか、と思うと、なかなか土を捨てられない。
 
晩ご飯は牛肉、姫筍、絹さや、銀杏のオイスターソース炒め。 アスパラガスは蒸してから、カレーピクルスの汁とオリーブオイルでマリネ。ピクルスのジュース、つい一度だけは再利用してしまうのだが二度目はさすがにできないなぁ。
 

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