OHIRUNE Diary February 2006(2)


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2006.2.14 (Tue) in NY    ★★★

二日遅れでようやくバルバドス島へ。曇っているぶん、くっきりした彩度の、心地いい南の島の景色! レンタカーのジムニー(の助手席)で宿まで走る。 解りにくくて何度も道を聞いて辿りつく。地図に道の名が書いてあっても、実際の道路にはほとんど標識がないのだ。どうやら道の名に無頓着な島らしい…。 親方は道を尋ねるのが嫌いなので、方向音痴な私が聞く。それを親方に伝えるものだから、ますます怪しくなってくる。この先、ちょいと不安。 道端には、バリやジャマイカほどじゃないにしろ、そこそこ怪しい、しかし気のいい兄ちゃんやおじちゃんが立っている。何か儲け話はないかと目を光らせて。 この、そこそこ怪しい、というムードに私は弱い。よっ、それでこそ南の島、と楽しくなってくる。
 
晩ご飯は、ホテルの人も「あそこは美味しい!」と太鼓判を押す店で飛び魚のフライ@Bay Bistro。確かに新鮮ですごく美味しい。このときはまだ飛び魚責めにあうとは思いもせず…。 ホテルの中庭に巨大なマングローブの木があり、その根元が猫たちの住処になっており。仲のよくない猫がくると、タタッと木に登って隠れてしまう猫もいて、見ていて飽きない。
 
2006.2.15 (Wed) in NY    ★★★

ホール・タウンなる西海岸沿いの町でフェスティバルがあると聞きつけ、車を走らせる。が、「Hole Townフェティバル開催!」と賑やかなのは垂れ幕だけ。町は閑散としており。 道を歩く人に訊くと、「週末は色々と催しがあるんだけどねぇ」と申し訳なさげな様子だ。仕方なくそのまま海岸沿いを北上して、スパイクス・タウンまで行ってみた。 こじんまりとした漁業の村といった雰囲気。地元のおじちゃんたちがたむろする小屋みたいなバーでビールを飲む。おじちゃんは私の顔をじーっと見て「中国人?」と訊く。 「日本人」といっても、カンフーの真似をしている。私もノって「えいやっ」と空手の真似をすると、本気でびくっと怯え後ずさったのが笑えた。日没、6時15分。 オレンジの美味しそうな夕陽が沈むのを見とどけてから、ライブをやっている近くの店で晩ご飯@Sweet Potato。かじきまぐろのスパイシーグリルと、付け合せは昨日も出てきた瓜と人参。 リズムボックスをバックにスティールパンを叩いて歌うおじさんがなかなかよかった。ぬるい風に似合う、なんとも甘い声。帰り道、相変わらずワルいものを売りつけようとする人々が話しかけてくる。 私は適当に聞き流すも、親方は一々愛想よく相手するものだから、なかなか宿までたどり着きやしない。
 
昼ご飯はホール・タウンのスーパー内でテイクアウト。メインと付け合せを選べるようになっている。私は鶏の煮込みとキャベツ、パンプキン(と地元の人が言うスクワッシュ風の野菜)。 親方は魚のフライ。ライス&ピーズが美味い美味いと喜んでおり。こういう地元民がランチを買うような店はやっぱり素朴な味でよいなぁ。
色が好みの家。 宿の前の土産店。昔、農園に働く人々が暮らしていた移動式の住居だったというチャテルハウスを模して作ったお土産小屋が、島のあちこちにあり。
 
2006.2.16 (Thu) in NY    ★★★

朝ご飯の後、ハリソン・ケイブへ向かう。アルーバほどでないにしても道は結構荒い。ジープのシートでジャンプする尻、痛し。砂糖きび畑を見渡す道を迷いつつ、ようやく到着。 痛い尻を我慢した甲斐ありだ。洞窟好きなのであちこちに行ったが、この鍾乳洞は今まで見た中で最大級。スペースマウンテンのような乗り物で暗闇の中を進んでいく。 「ハリソン・フォードの映画みたい〜」「インディアナ・ジョ〜ズ!」西洋の観光客は皆、陽気なり。石灰のツララ石は120年でたったの1インチ成長するだけらしいが、そこらににょきにょきと巨大なのがある。 お地蔵様が無尽蔵にたたずむ様にも見え、しんとした気持ちになる。帰りに、クラフトショップが集まるペリカン・ヴィレッジに寄るも、今一歩。つい、カリブのふとっちょ女の顔だけがくりぬかれた像に顔をはめこみ、写真を撮ってしまう。 自分の写真はめったに撮らないが、たまに撮ってもこんなしょうもないものばかりだ。親方も自然な仕草で太っちょおじさんに顔を入れていた。自然なのか…。午後はビーチでのんびり過ごす。 夜はマイ・バーで星空を眺めつつ、スーパーで買ってきたマウントゲイのExtra Oldを飲む。マイ・バーとは、海を眺める庭に椅子を並べた自家製バーなり。 これならホテルのバーで飲む一杯分で小瓶が買えるのです、とは貧乏旅行者の呟き。プールサイドでやっていたパンの演奏が小編成なりにとてもよく、聞き惚れる。
 
昼ご飯はステークフィッシュのバーガー。この島では、サンドイッチのことをカッターというらしい。なにゆえに。 うねうねと続く鍾乳洞。親方は手を伸ばして壁にさわり、「猫の舌みたい!」と感想をもらしていた。猫の舌…確かに見た目も。
晩ご飯はホテルで働くおじさんに教えてもらったローカルな食堂へ@Just Stop。飛び魚をロールして蒸した料理も、付け合せのマカロニ・パイも美味しい! 親方はラムのシチュー。これもじっくり味がしみて、ほろほろした肉がうまし。しかし私は知っている、そろそろ親方は魚に飽きてきていることを…。
 
2006.2.17 (Fri) in NY    ★★★

洞窟も好きだが沼も好きなたちなので、宿の近くのGraeme Hall Swampのサンクチュアリへ。湿地だし、と足元はサンダルでなく靴履き、胸元にはベープの電池式虫除け、と重装備で出かけるも、保護区域の中は歩きやすくボードウォークになっている。蚊もあまりいなかった。たくさんのインコを見て、幸せになる。 午後はビーチとプール。波が怖いので、泳ぎの練習はもっぱらプールだ。私の他には小さな男の子一人きり。夜はOistinのフィッシュマーケットへ。道端兄ちゃんが「オイスティンに行くなら金曜の夜だよ」と教えてくれたので。 なるほど、金曜夜のオイスティンは地元の社交場となっているらしく、魚を買う人々や観光客の他にお洒落した地元の女の子や若者もたむろしており。クラブやレストランじゃなく、魚市場が出会いの場とは! 魚市場にブラックドレスとは! なんと洒落ているんだ、バルバドス。宿に戻ってきて、今晩もマイ・バーでラム酒と星。
 
沼地の真ん中に、白サギや青サギの群れる小島があり。楽園的なながめ。 トリニダードで出会った緋の鳥、スカーレットアイビスに再会! 相変わらず赤いよ、懐かしいよ。
オイスティンの屋台で食べたブルーマーリン(クロカジキ)のグリルと豆ご飯。コールスロー。 この時間はまだ人が少なかったが、日が暮れると共に、みるまに社交場と化したフィッシュマーケット。懐かしい夜市の趣なり。連れがいても平気で目配せしてくるナンパ兄ちゃんも多し。
 
2006.2.18 (Sat) in NY    ★★★

朝ご飯に昨日市場で買ったミートパイを食べた後、たまには町に出ようとブリッジタウンへ。フェアチャイルドの屋内市場は少々さびれているも、屋外には果物や野菜や香辛料を売る屋台が色鮮やかにならんでおり。 ダイアモンドにゃ縁がないので、免税店の並ぶブロード・ストリートは素通り。スワン・ストリートで布屋や雑貨屋を見て回る。こちらは庶民銀座の趣で、哀しいかな性にあう。 そのまま、先日閑散としていたホール・タウンまでドライブ。ほっ、今日は賑やかだ。町全体の人が繰り出してきた町内祭りといった感じで、アートクラフトや食べ物の並ぶ屋台がどこも賑わっている。 おばあさんのやっている屋台を選んで昼ご飯。カリブ風おふくろの味。陽にやけすぎて、体のあちこちが痛し。
 
昨日のお昼は前日に食べて気に入った食堂へ@Just Stop。これは飛び魚のカッター。飛び魚、美味しいし好物だけれど、これでちなみに三日目。ビールはバルバドスのバンクス。 本日の昼はホール・タウンの屋台で買った島名物プディング&ソース。ゆで豚と、微妙な味の腸詰の何か…。旅行ガイドを見ると「美味しいが材料は知らないほうが…」とあり。嫌よーそんなの。
晩ご飯はアクラ・ビーチの店で飛び魚のグリルにライス&ピーズ@Just Grillin'。店名通りのシンプルなグリルが美味し。しかし飛び魚四日目。ここまできたら意地じゃ。親方はステーキ。 あまりに食べ物ばかりというのもあれなので(笑)、たまには載せてみました、夕景写真。でも夕焼けは撮るものじゃなくて、見るものじゃの。
 
2006.2.19 (Sun) in NY    ★★★

例のごとくうねうねと迷いながら、島の北部のワイルドリザーブへ。山道に入り込んだ際は、親切な女性が車で誘導してくれて助かった。キューバン・イグアナやマングース、オウムに孔雀、鹿、陸亀もたくさんいる。 あらかじめきいていた餌時間の2時になると、お目当てのグリーン・モンキーがわらわらと集まってきた。猿たちはこの自然保護区の中と外を自由に行ったり来たりしているという。 自由に遊び歩き、ご飯の時間だけ戻ってくるなんて、いい猿人生じゃな。野菜、穀物が盛大に地面にまかれ、そろそろと大小の動物達が寄ってくる。猿はピーナツばかり選んで食べており。 好き嫌いしないで野菜も食べなさいよ、と叱りたくなる風景だ。最初に「おお、珍しい亀だ!」とカメラを向けていたら、猿がきた時点で電池がなくなってしまった。 親方に情けない顔をされる。替えの電池は宿に忘れてきたのだ。「猿は瞳に焼きつけるのさ!」と負け惜しみをいう。午後は雨が降ったりやんだり。
 
珍しい陸亀。このバルバドスのワイルドリザーブが世界でも一番充実しているらしい。しかし調子にのって撮りすぎたせいで、猿の段でカメラの電池がなくなったのである。 Brocket Deerとパンフレットに書いてあった鹿。餌は瓜がお好みと見ました。
本日で飛び魚も最後!@Bay Bistro。七日間の旅行で五度目…。あいかわらず美味しい。だが今日はどことなしに干物風。日曜は市場が休みだから、塩で締めたのだろうか。 親方のトリニダッド風シーフードカレー。ココナッツとマンゴーの甘味がきいて、コクがあり。
 
2006.2.20 (Mon) in NY    ★★

夕方の出発まで時間があるので、ホテルに荷物を預けて今まで行かなかった東海岸方面を探索。誰もいない灯台。かんかんに晴れて、暑い。一瞬見て、「灯台見たね、よし」と引き返す。 工事の人たちも「なんだ?」という顔でこっちを見ている。島の東端あたりは高級住宅地らしい。多分カナダやイギリスから移住してきた人々のリタイヤ・ハウスなのだろう。 白人の住人が多い。車をゆっくり走らせ、瀟洒な家々を眺め回る。庭にココ椰子や熱帯の花々が咲き、ハミングバードの訪れる暮らし。いいなぁ。でも年中過ごすには、ちと暑い。いやだいぶ暑い。 晩ご飯は機内。行きのパスタはペンネ型で今回のパスタは蝶型だった。形かわれど味同じ。親方は行きは気もとめなかったのに、帰りは「それ美味しそうだね」と覗き込んできた。「そうでもないよ」と答える。夜遅くJFK着。
 
昼ご飯はビーフカレーのロティ@Just Stop。しかし手作りの味すぎて、中のカレーがゆるゆるで食べにくい。中身は数日前に食べたロティ・ハット、皮はこの店だね、とロティ評論家の顔でいう。 氷やさんのカラフル屋台。がりがり氷をしゃくって好みのシロップをかけるところは日本と同じ。
 
2006.2.21 (Tue) in NY    ★★★

戻りが二日遅れたぶん早々に仕事再開せねばならぬのに、お土産を並べたり、首飾りをつけてみたりして、ぼうっと日中をすごす。夜は、E.Villageの和食屋にてひらかれた高橋歩氏の翻訳出版記念会にお邪魔する@えびす。 いつものことながら社交活動などはせず、隅の隅のほうで、りまじいやマッキーと話しつつ、お寿司や酒をいただくのみ。すみませんねぇ。 話す機会はなかったけれど、挨拶をされた高橋歩氏は、すごく柔らかぁな気持ちと足取りで色々な場所を旅しているお方と見受けられた。声も柔らか。お土産に著書をいただく。とても綺麗なつくりの本だ。
 
バルバドス土産あれこれ。熱帯の市場風景に弱い私としては一目で気に入った布と鍋つかみ。 スパイスあれこれ。島ではどの店に入っても、ホットソースというと黄色いソースが出てくる。これが半端じゃなく辛い。そして美味しい。ECAFブランドはおばさんマークが可愛や。
ダイアモンドにゃ目がいかないが、ビーズ物には弱い。首飾りと胡瓜の石鹸、そしてまたまたおばさん柄の鍋つかみ。 親方のBanksビールのバンダナ。そこまでビール好きを主張しなくとも…。旅先では必ず「もっともダサいライター」をJ坊土産に買うことにしているが、これはダサさが今いち足らず。
 
2006.2.22 (Wed) in NY    ★★

ゲラを待つも、「ファックスが戻ってきてしまいました」と集英社K野さんよりメール。おかしいなぁ。試してみたら動くのだが、国際faxはだめなのだろうか。 結局届かず時間があいたので、鼻をつまみ、息を止めながら「えいっ」という勢いで確定申告に挑む。息が続かず、計算の途中で和田ラヂヲのサイトなど読みながら、夕方までかかった。 晩ご飯は一人でふらりと見知らぬ店に入り、アーティチョークと海老の2色パスタ@Terazotte Cafe。これがあたり。嬉しくてウェイトレスの女の子に「美味しかったー」と言うと、「私もこれがフェイバリット!」とにっこり。 まかないで食べられるのかな、いいな働きたいな。
 
2006.2.23 (Thu) in NY    ★★

ゲラが無事きた。途中でfaxのインクが切れ、おたおた。faxのインクは一年に一度も取り替えないから、いつまでたっても覚えない。長いゲラが送られてくるたび、どきどきする。 人間、進歩なし。夕、A坊来。スパイシーツナ巻きにカリフォルニアロール、豚ビビンバ炒め、がんもどきと大根煮、枝豆とツナとセロリサラダなど作り。 A坊は唯一身近でLASIKの手術をした人なので、いつも「調子はどう?」と尋ねてしまう。調子がいいと聞いたからといって、手術を受ける勇気がでるわけではないのだが。つい聞かずにはいられないのだ、これが。
 
2006.2.24 (Fri) in NY    ★★

強風注意報がこのところ何度もでている。なんだか最近ずいぶんと風が強い気がする。昔もこんなに風が強かっただろうか…。と考えると、結構傘が飛ばされたり髪が獅子舞になったりした記憶があるので、やっぱり強かったのかなあ。 大雪のことは覚えていても、風のことは案外覚えていないものだな。本日の映画;ヒッチコック「北北西に進路を取れ」この疾走感がまさにめくるめくサスペンス。
 
2006.2.25 (Sat) in NY    ★★

夜、J坊来。哀しい話を聞かされる予定だったので、こちらから切り出しちゃ悪いと、ずっとそわそわと他の話をしていた。バルバドス土産のマウントゲイ・ラムのExtra Oldなど供して慰める気構え満々なるも、聞いてみれば本人そう嘆いちゃいなかった。…どころか既に違う女の子に虎視眈々とねらいをつけている。 「また楽しめるでしょ? オレの恋愛談で」気を遣ってくれてありがとうと礼をいう。
 
海老と銀杏とアスパラのにんにく炒め。レモンの絞り汁、チキンコンソメを仕上げに少しいれた。 バルバドスのスパイスで焼いたグルーパー。黒胡椒とジャーク風味のなかなか美味しいスパイスだった! 他にツナとキャベツのコールスロー、パエリア風イエローライス。
 
2006.2.26 (Sun) in NY    ★★★

凍るような風が頬に吹きつけ、痛い痛い。家をでた途端に引き返したくなるも、ぐっと足を踏みしめプロードウェイ・パンハンドラーへ@ソーホー。親方は包丁を研いでもらうため、私は瓶を開けるときのゴムのジャーグリップと、スパイス用ボトルを買うため。 包丁は一本$4で研いでくれる。なんと便利なサービス。私はグリップも瓶も見つからず。かわりにチュニジア産の食器に一目ぼれ。色々と買ってしまう。ついでに千切りができるごぼうピーラーも。 必要あるものは見つからず、必要ないものをつい買ってしまうのがキッチンストアのいつものパターンだ。しかし満足。ああ早くシャッシャと千切りを作りたい。 本当に本当に、今のところそれぐらいしか楽しみを思いつかないのだ。
 
晩ご飯は永谷園の麻婆春雨にオイスターマッシュルームと豚挽き肉をたしたもの。実ははじめて食べたが…美味しい。そして味が濃い。 寿司酢とオリーブ油と塩でマリネしたセロリと椰子の芽の松の実がけ。今度の椰子の芽は層が少ない。中国産のネギのようで、レイヤーフード好きとしてはやや不満足。
 
2006.2.27 (Mon) in NY    ★★★

午後、ゆかちん来。手作りマフィンを持ってきてくれたので、お茶を入れ、まったりのんびり。マフィンは抹茶小豆やサツマイモなど何種類もあり、半分こしながら三種類食べた。 贅沢! こういうのもなかなかいいな。友達と会うときは大抵夕方で「とりあえず酒!」「何がなくともまず酒注文」が常だが、昔はケーキにお茶だったんだよなぁ。 女子だったんだなぁ、太古の彼方は。本日の映画;「ダウン・バイ・ロー」トム・ウェイツとジョン・ルーリーとベニーニ。三人とも好みで、でも誰もが少し嫌で、心で迷いつつ観る。 誰も選べといってないのに。晩ご飯はラムのスパイス焼きとキャベツ温サラダ。大根キムチあえ。
 
2006.2.28 (Tue) in NY    ★★

寒いので、目の前のスーパーと郵便局にささっと駆けこんだのみ。郵便局で母親に口紅、三平に咳止め茶を送り。いつもながら長い行列に、面倒な関税申告書…。 この手間さえなけりゃもっと気軽に、あれこれを誰それに送る気になるんだがなぁ。と不満を抱きつつ列を待つなか、小さな男の子がお母さんに連れられ入ってきた。 目が合うたび「名前はなぁに?」と聞く子供に、皆が和んでおり。とても声と体のデカい陽気なおばちゃんの反応がおかしかった。「私はテレサよ、あなたは?」「ジョーイ」 「いくつ?」「二歳」「それで最近どうなのよジョーイ。奥さんや子供は元気?」てな具合。そして窓口では「とーにかく!一番安い方法で!保険?いらないいらない!」 おばちゃんの豪快陽気な生活を覗いてみたし。
 
晩ご飯は海老と赤ピーマン、玉ねぎのファヒータにワカモーレ、サワークリーム、リフライドビーンズ添えとメヒコ飯。トルティーヤは小麦粉製ばかりでコーンの探すのは一苦労。 もう食器は買わないと誓ったのに。またも買ってしまったチュニジアのボウルとお皿。大皿も取り皿もあったんだよなぁ、ほしいなぁ、でもなぁ。じゅんじゅんと逡巡。
 

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